XD編集部が気になったCX関連のニュースや記事のまとめ #35 (2022/5/13）
XD編集部の橋本（@hashimotorie2）です。
今週は、東京R不動産のサービスの一環として2010年に誕生した、内装建材やパーツ、住宅設備を独自の感性で開発・セレクト、販売を行っているtoolboxさんの記事を公開しました。
「ちょっとの変化でガラッと印象が変わる」ファッションやヘアスタイル、メイクで、そんな経験をしたことはありませんか？今回取材したtoolboxさんは、その“ちょっとの変化“の“手立て”を提案しているサービスです。
以下の言葉にハッとした方は特に読んでいただきたい記事になっています。
「身に着けている洋服や靴、スマホやカバンなど、これらはすべて自分で選んで手に入れている。では、素足で触れる自宅のフローリングや部屋を覆っている壁紙は、自ら選択したものだろうか」
自分が暮らす場所を自分で編集したい欲が膨らんだら、ぜひtoolboxのサイトを覗いてワクワクしていただけたら嬉しいです！
今週のXD編集部が気になったニュース
今週の気になったニュースをお届けします。
［今週のもっとも参考になったニュースや記事］
・楽天市場で1位を連発する謎のショップ 中小店舗の勝ち方とは
スタッフの人気（ひとけ）を出して、実店舗のような接客をメルマガなどでも実現し、人気を得ているショップのお話。北欧暮らしの道具店さんがこういうやり方で有名かと思いますが、楽天市場のショップでもこういう関係構築されているお店があるのですね、おもしろいですね。
［今週の気になったサービス］
・子ども一人ひとりの成長に寄り添う、あしの成長予測デジタルサービス「ASICS STEPNOTE」を開発
子どもの足の成長を予測するデジタルサービスをアシックスさんが提供。サービスを提供してつながるという観点もさておき、親視点で見てありがたいので、とてもいいですね。
・親子で通学路の危険箇所を見える化する「もしかもマップ」の提供開始
通学路を親子で歩いて確認し、危ないと感じた箇所をスマートフォンなどで簡単に登録できるマップを公開。イーデザイン損保さんが保険を提供するだけではなく、「事故のない世界」の共創のためにデータを活用した共創型事故削減プロジェクトに取り組まれているというのは良いですね、素敵だ。
［その他、気になったニュース］
・不眠日本に商機 パナソニックなどスリープテック続々 ：日本経済新聞
我々の生活を色々変えてくれる可能性があるスリープテックについて紹介してくれている記事です。モノ/サービス、医療/ヘルスケアの分け方はわかりやすいですね。
・30年以上放置された田んぼが「1日1組限定」人気キャンプ場に変身…“耕作放棄地問題”や地域活性化に期待【佐賀発】
耕作放棄の田んぼをキャンプ場に変えたらとても人気が出たというほっこりキャンプ場の話です。もっと気軽に土地を転用できたらこういう施設増えそうですけど、日本の法律はなかなかハードル高いですよね。
・ローンチ5日で完売に！ 日本発の「スマートリング」が期待されるワケ
日本発のスマートリング、ソクサイ。Makuakeで用意した分は即完売になったそうです。健康データの取得はどこも同じようになるから、その後のデータを活かすサービスが大事だって答えているのが今後どうなるか注目ですね。
・ABCマートが古物営業を事業目的に追加、二次流通市場に参入か
ABCマートさんが二次流通に参入か？という記事です。
日本でもこの動きが出てきたそうです。
・人気D2Cに学ぶ「売らない店」の作り方 3つのポイントで事業設計
売らない店のお話です。最後にこう書いてあるのですが、店舗の役割を含めて目の前の数字を追いかけるのではなく、トータルの顧客体験を考えるようになる流れはいい話ですよね。当然、そこにデータによる価値の可視化や裏付けがあるという話にもつながってきますね。
売らない店の最大の利点は、顧客の購買体験を向上させることで継続的な関係性を構築できる可能性があることだ。ECを主軸としながら、リアルだからこそ実感できる商品やサービスの持つ価値を店舗で伝えることで納得して商品を購入してもらう。そうして取得したデータを基に、次のコミュニケーションに役立てていく。
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00618/00008/
・［新連載］コロナ禍で苦境の宴会場、「オマケ」のサウナに集う若者が救う
もともと温浴施設の魅力に社長は気づいていなかったが、顧客からの声で熱いサウナに魅力があることに気づき、サウナに活路を見出し、苦境をこらえている施設の話です。
第三次ブームであるサウナがこの後も続くのかというのは個人的に気になるとともに、施設自体を大きく変えなくても、その施設の中でどう顧客が楽しむかという視点を持つことで顧客にとっての価値が大幅に向上するという顧客視点の話でもあり、興味深いですね。https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00439/042200003/
・「カゴの大きさは盲点だった」 ドンキの電動自転車を変えた、お客の意外すぎる「ダメ出し」
ドンキのプライベートブランド、商品開発に顧客の声を活かすために「ダメ出しの殿堂」という名前で顧客の声を集めているらしいです。プラベートブランドで顧客との関係をちゃんと築こうという姿勢が見えていいですね。この記事にあるようにちゃんと改善に生かしてこその話ですが。
『XD MAGAZINE VOL.4 ISSUE OF MOVE』を4月19日に発売しました
プレイドが発行するビジネス・カルチャーマガジン『XD MAGAZINE』最新刊を4月19日（火）に発売しました。全国の書店およびオンラインでご購入いただけます。
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