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XD編集部が気になったCX関連のニュースや記事 #46 (2022/8/5)

XD編集部の飯塚(@aixca)です。

家電を購入するとき、ネットで情報を調べて比較・検討を進め、家電量販店などで見た目をチェックして購入する...。
使い勝手が重要にも関わらず、現状は試すことなく購入に至ることが多いのではないでしょうか。
「良さそうだけど不安だから買わない」といった感じで、気になる商品を見つけたとしても、二の足を踏んでしまうこともよくあります。

今回取材したレンティオは、従来のレンタルサービスとは異なり「試してから購入」という消費行動に重点を置いたサービス設計となっています。
試して気に入ったらそのまま購入、気に入らなければ返却。一定期間借りれば自分のものになるプランの提供など、「まず使ってみたから購入を検討する」という新たな選択肢を与えてくれるサービスです。

消費行動の変化を生み出す可能性を秘めたレンティオの取り組みについて色々お聞きしていますので、ぜひご覧ください。


今週のXD編集部が気になったニュース

今週の気になったニュースをお届けします。

・「サービスデザイン思考」がこれからの仕事の強みになる理由 | ライフハッカー[日本版]
「サービスデザイン思考」、以前サービス・ドミナント・ロジックの案内もしましたが、これ大事なやつですね。


・こんなにいろいろあったんだ? ドレッシングを50本常備するマニア激推しの「ご当地ドレッシング」を食べ比べてみた #ソレドコ - ソレドコ
ご当地ドレッシング。こうやってなにかの分野を深くほろうという姿勢、尊敬ですね。


・ウナギのチェーン店が急増中! 価格が高騰しているのに、売り上げが好調な理由
うなぎチェーンが増えている理由を探っている記事。コロナ渦において、持ち帰りもできる、あるいはちょっとした贅沢な気分を味わうことができるということでうなぎが人気あるそうですが、同じうなぎを提供するにしても各社のアプローチの方法が違っていて、面白いです。


・ヤマダ、創業者が語った「シェア奪還」戦略の全貌
出店攻勢とシェアにより価格競争を仕掛けていたヤマダ電機ですが、もう価格競争ではなく地が軸での提案が必要だと語っています。いろいろな業界で右肩上がりではなくなってきているのを感じますね。


・「TSUTAYA仕掛け番長」が発案 驚きのコミックス販促策で客層拡大
ヒットを生み出す販促案を考える店員さんの話。店員ならではの視点で顧客が欲しい物がちゃんとわかると。こういう店員さんがいることは素晴らしいのですが、すべての本屋にはなかなかいないよねとも思うのが苦しいところですね。

「ネットは1のものをバズらせて100にすることはすごく得意だが、どれがどの人に当たるものなのかを見極める能力は弱い。僕たち書店員は自分で売り場を作るので、どんな人が来てどういう行動を取るかをすごく気にして見ているし、いろいろなタイプの人の動きが体験として蓄積されている。だから、その人に合った本をセレクトできるし、それがリアルの売り場の強み。これからも本の新しい流行を作ることができるのはリアル書店だと思っている」

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/casestudy/00012/00960/?n_cid=nbpnxr_mled_feature_02


・ワタミは「大手居酒屋」にあらず、激変した業態ポートフォリオ
ワタミは既に居酒屋の業態ではなく、宅食が半分以上の売上を支えるそうです。また、焼肉や唐揚げ専門店などの業態もやりながらどんどん変えていっていて、変化に対応できる強さがありますね。


・1樽、26億円のウイスキー 「アードベッグ」が超富裕層を魅了
アードベッグが好きな人達は、アードベギャン。70年代に生産できていなかった空白の期間もあるそうで、それで天文学的な金額になっていますね。


・ジャパネットたかた MCを社員から起用してきた本当の理由
ジャパネットたかたのMCの極意が語られていますが、MCだけではなく普遍的な話として通じる話ですね。

商品そのものだけではなく、それができるまでの背景、生産者の思い、もっと広げてみると「今」自分がいる世の中、経済の動きはどうなっているのかまで学んで、やっと消費者に思いが届き、商品を買っていただけるようになるのだと思います。言い換えれば、消費者により深く思いが伝わり買っていただくためには、商品だけではなく、商品に関わる背景や状況まで理解するインプットが必要だ、ということです。

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00417/071400008/


・コメダ、スタバ、マクドナルドを分析 顧客から支持される飲食ブランドの共通項
それぞれのブランドの支持される項目は似ているが、自由回答のコメントからは各社の違いが見えてきているのが面白いですね。


・知育玩具「ピタゴラス」爆売れでも会社が抱く焦燥
ここも顧客理解の話ですね。

コロナ禍以前、本社オフィスに併設するショールームには週に3、4回のペースで乳幼児と親を招き、思い思いに遊ぶ様子を観察。親へのヒアリングなども通じ、商品開発に生かしてきた。

https://toyokeizai.net/articles/-/607520


・「保険会社やめようと思う」 SOMPO、DXへ疾走
保険商品だけでなく、データで顧客との新しい関係を模索するSOMPOさん。いち早く進んでいますね。


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