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プレイド顧客体験研究所 ピックアップニュース #14 (2024/11/8)

編集部より

こんにちは。XD編集部の川久保(@kawatake)です。

先日、少し時間ができたので数年ぶりに自由が丘に足を運んでみました。目的はムーンスターの自由が丘店。ムーンスターの東京での旗艦店で以前取材した810s(エイトテンス)をはじめとして、多くのムーンスターの靴が並んでいます。

徒歩2分のメープルストリートにも拡張店舗であるMOONSTAR JIYUGAOKA Maple St.がオープンしていたことも店舗に行って初めて知りました。

店舗に行って驚いたのは、ひっきりなしにお客さんが来て、多くの人が試し履きをしていること。また、810sを履いて店舗に来たお客さんが、店員さんと履き心地の話を楽しそうにしていたのは印象的でした。

私はというと、ECで購入した810sのサイズが少し合ってない気がしたので、別のモデルを買いに行ったのですが、結局810sではない別のラインが気に入って購入して帰りました。

ムーンスター店舗は、ついでに寄るという立地ではなく、その場所のために行くという目的のための店舗になっていました。みんなどこでムーンスターを知るのだろう、なんでこんなに人気なのだろうと思い、改めて記事を読み直しました。記事を見て興味を持ったら、ぜひ自由が丘の店舗(福岡の方は薬院のALSO)に行ってみてください。文字や写真だけではわからない魅力を感じられると思います。

過去記事のご紹介

靴づくり150年のノウハウをスニーカーへ注いだ「810s」はなぜ愛されるのか。 八分目というブランド名に込められた意味とは


プレイド顧客体験研究所が気になったニュース

プレイド顧客体験研究所のメンバーが気になったニュースとしてお届けします。

・「JR東日本らしい顧客体験のつくり方」CX指針策定の舞台裏と組織に生まれた変化

JR東日本において「JR東日本らしい顧客体験のつくり方」というCX指針を作成し、浸透させてくための過程が書かれています。お客様や社内の関係者のインタビュー調査、ステークホルダーを集めてのワークショップ、検証プロジェクトを経て冊子にまとめて発表。さらに冊子を作っただけでは効果が薄いと考えて、対面での勉強会やワークショップ開催、業務支援までも実施。

組織の中に一つの考え方を浸透させるまでのやり方として参考になります。しっかりと顧客や自社に基づいた方針であるとともに、一方的に押し付けずに一緒に作っていく姿勢ですね。


・Amazonが生成AIを搭載した新たな対話型ショッピングアシスタント Rufus(ルーファス)ベータ版の日本への導入を発表

Amazon.co.jpの商品とWeb上の情報を学習した生成AIを搭載したショッピングアシスタントが、ついに日本でも利用開始したようです。これは楽しみですね。特にAmazon上にはレビューがたくさん掲載されている商品もありますし、商品情報だけのおすすめだけではなく、使い勝手など気になる部分を対話型で聞いて知りたいことが知れるようになってくるととても利便性が上がるなと思いました。


・ChatGPTにリアルタイム検索機能がやってきたヤァ!ヤァ!ヤァ!

リアルタイム検索機能を備えたChatGPT Searchが公開。これも間違いなく便利ですね。最近、同じくチャットボット型のAI検索であるPerplexityを使ってますが、とても便利なんですよね。対話型じゃない検索機能はどんどん使う機会が減ってしまう気がします。


・GoogleマップにGemini搭載。「今日どこ行く?」を気軽に聞けるよ

こちらはまだアメリカのみの提供のようですが、GoogleマップにもAI搭載です。〜〜のスポット教えてと聞いて教えてくれたり、レビューを要約してくれたり、外出先で使うとより便利になりそうです。外で検索したり、長々とレビューを読みたくないですよね。


・明日11月2日(土)CREATIVE MUSEUM TOKYOオープン!アニメ「鬼滅の刃」初の“柱”にフォーカスした大規模展覧会『アニメ「鬼滅の刃」 柱展 ーそして無限城へー』開幕!

「作品」や「表現者」、さらにはそこに至る「プロセス」を大空間で体感できるミュージアムが東京駅に新たに開業したTODA BUILDINGにオープン。アニメ、マンガ、音楽等のポップカルチャーや現代アート、デザインなどの展覧会を年4本開催するそうです。大きなイベントスペースではなく、体感のコンセプトが決まっているのがいいですね。今後が楽しみです。


・「Olive LOUNGE 渋谷店」「IKEA渋谷」で感じた、見直されるリアル店舗のあり方と体験設計!

以前も取り上げているOlive LOUNGEとIKEA渋谷店の話題ですが、改めてコラムにまとめられていたので、取り上げます。体験型店舗(店舗体験はどんな店舗でもあるのでこの言葉もおかしいですが)は今後も増えていくと思いますが、冒頭に取り上げたJR東日本のCX指針のように、企業、ブランド、サービスとしてのコンセプトが一貫したものではないと来訪者に印象付けるのは難しいでしょうね。


・日産ノート e-POWER「乗りすてサービス」、なぜ無料? マーケ責任者に狙いを聞いた

半径3.3キロ以内の行きたい場所まで自由に乗れるという試乗キャンペーン。あくまでプロモーションであり、こうやって取り上げてもらうことを含めて販促施策としてやっていると思いますが、実際に乗ってもらうことの難しさが裏側にありそうですね。普段不便に感じている駅とどこかの場所の間でやるなど、自由じゃなくて使いやすい形にしてもよいのではと思いましたが、それはそれで普通でニュースとして取り上げる価値が下がりますし、難しいところですね。


・小学館から紙の文芸誌『GOAT(ゴート)』を11月27日に刊行します!予告サイトを公開しました!!
この時代に紙の文芸誌が新たにでるというのは面白いですね。雑誌も本もかつてのように売れなくなってますが、全く読まれていないかというと別の話で、未だに多くの人が紙で読む体験をしています。「今まで見たことのないテーマや切り口の小説をジャンルレスに掲載」するということで、紙の良さである1冊でのトータルの体験、予想しなかったものとの出会いが生まれる構成になっているかもですね。楽しみです。


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