XD編集部が気になったCX関連のニュースや記事 #98 (2024/5/17)
XD編集部の川久保(@kawatake)です。
過去記事のご紹介です。XD MAGAZINEに掲載した山口情報芸術センター YCAMの「コロガル公園」シリーズの記事です。YCAMのオープン時より教育普及に携わり、同プロジェクトを立ち上げたチームのひとりである会田大也さん、そして現在教育普及を担当する今野恵菜さんにお話を伺いました。
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最近のXD編集部が気になったニュース
最近の気になったニュースをお届けします。
・「やりたい放題」は40年 “観察”から始まるロングセラー玩具開発
赤ちゃん用の玩具メーカーのピープルのおもちゃ開発についての記事です。もちろん相手が赤ちゃんだからおもちゃの感想を聞くことはできないというのはありますが、観察を軸に開発をするやり方が紹介されていて興味深いです。
・トライアルはなぜ福岡の山間部でリテールDXを実現しようとしているのか?
トライアルグループが現在進めている福岡県内をフィールドとした「街づくり」。その中で自社だけではなく、パートナー企業と力を合わせて研究をしているそうですが、その理由が自社だけの縦のDXではダメで、横のつながりを持ったDXが必要とかいてありますが、その考えが参考になります。
「流通業に革命をもたらすためには、小売やメーカーといった枠を超えた『横のDX』が必要であり、単独で取り組む『縦のDX』だけでは不十分」というのは流通業だけではなく、多くの業界でもそうなりそうですね。
・ヤマダデンキ、JR東、高島屋も……各社が急速に「銀行サービス」を開始したワケ
住信SBIネット銀行が提供するBaaSをもとに各社がなぜ銀行サービスを提供するのかという解説記事です。既存の銀行が持つ金融機能をサービスとして提供するBaaS(Banking as a Service)によって、銀行免許の取得の必要がなく金融サービスが利用できます。
これらは単に金融サービスを提供するというだけではなく、「顧客との接点を強化し、購買体験を向上させることで、ビジネス課題の解決につなげる」ために利用されているというところが注目です。デジタルでつながり、顧客の体験向上にどうつながるのか、各社の取り組みに注目です。
・チョコザップは無人ジムから「接客するジム」へ。ライザップG、赤字43億の圧縮で「品質に取り組む時来た」
無人ゼミとして破格の勢いで成長しているchocoZAPですが、これからは人によるサービスを充実させていくそうです。デジタルをうまく活用している同社ですが、このような考えで次のCX向上の取り組みがどうなっていくのか楽しみです。
・すかいらーくHDが自社ポイント導入 200円1ポイント
こちらもアプリを通じてCX向上につなげるためのデータを取り、次に活かすという流れの動きですね。他社ポイントだけだと、どうしても自社での分析が難しい。今まではアプリと喫食データの紐づけが難しかったそうで、これからどうパーソナライズなどに活かされるのか楽しみです。すかいらーくは多くのブランド、業態があるので、横断でのデータ取得によってどのような行動が浮かび上がってくるのか楽しみです。
・オーバーツーリズム解消 福岡方式「クルーズナビ」に注目
福岡市でオーバーツーリズム対策として活用されている「クルーズナビ」。バスが一つの観光地に集中しないように、前日までに行き先を登録するとともにGPSで位置を管理して、行き先変更や時間変更を促すそうです。テクノロジーを活用して分散することで、バス会社にとっても観光客にとってもストレス無く観光を楽しめるのがいいですね。
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