【#企業はnoteを使うべき。】primeNumberさんのnote活用法!
note proユーザーインタビュー第3弾は、株式会社primeNumberさんです!
事業内容
1. ビジネスの意思決定を支えるデータ統合自動化サービス「trocco®」の開発・運営
2.汎用型データエンジニアリングPaaS 「systemN ™」の開発・運営
3. データ活用伴走支援型ソリューションサービス
ミッション
あらゆるデータをビジネスの力に変える
今回は、株式会社primeNumber コーポレートコミュニケーション室 広報・採用担当の村島夏美さんに話を伺いました!
もともとnoteをされていたという村島さん。その経験を社内でも生かしているそうで、noteを始めようと思っている方には必見の内容となっています。是非一読ください。
オウンドメディアよりもnoteの方が適していた。
ーどうしてnoteを始められたのですか?
採用広報が目的ですね。
背景として、私が入社した時(2020.12)は20名弱の小さな規模で、業務委託の方を社員に誘うリファラル採用が多かったんです。しかし、会社が急成長していく段階においてリファラル採用だけでは十分な採用数が確保できなくなっていきました。
また、市場ニーズに対して販売が追いついておらず、エンジニア以外にもビジネスサイドの採用を拡大していかないといけない状況でした。
そこで、施策の一つとしてnoteでの採用広報をしていくことになりました。
もともとはメンバーインタビューといったコンテンツを自社のコーポレートブログに載せていたのですが、それだとSEOが弱くなってしまう問題がありました。その点noteはSEOに強く、またユーザー数も多いので多くの方に読んでもらえましたね。
現在、採用はエンジニア、ビジネス職といった全職種・全方位で行なっています。
記事のテンプレ化で効率UP。
ー記事を作成していく中で工夫された点を教えてください。
インタビュー記事に関しては、構成の型を決めて作成するようにしていました。
型を作ることによって、過去のインタビューnoteを見ることでインタビュアーも回答を考えるのがラクになりますし、インタビュアーの私も、今までは2時間ほどかかっていた編集業務が30分で終えられるようになりましたね。
ー型を作る上で意識したことは?
「どんな会社か」「どんな人が働いているのか」「自分はそこで何をするのか」が明確に伝わるような構成になるよう心がけていました。この三つは求職者が会社選びで意識するポイントだと思うからです。
例えば、中から見たprimeNumberの雰囲気を聞くことで、「どんな会社か」をイメージできるように工夫を凝らしました。また、インタビュアーのプライベートな情報も話してもらうことで、「どんな人が働いているのか」を伝えています。仕事内容について詳細に伺うことで、同職種に応募してくれる人が「自分はそこで何をするのか」が具体的に分かるようにしました。こうしたnoteが、求職者が会社を選ぶ判断軸の一つとなれればいいなと思います。
「社員インタビュー」に関する記事
ーnote以外の採用広報活動を教えてください。
内部媒体では、noteをはじめとしたSNSとホームページの運用をやっています。特にTwitterはエンジニアと相性がいいので、積極的に活用しています。またFacebookとLinkedinは経営者層をターゲットにし、プレスリリースや取材記事を載せるようにしていますね。
外部媒体では、インタビューやプロダクト事例を外部のメディアの方に記事化してもらっています。いわゆる広報をずっとやっていて、採用も見るようになって両方を管轄している状況です。
内定承諾率が向上し、自社のカルチャーにマッチした人が集まるように!
ー採用広報を通じての成果を教えてください。
面接を受けてくださった方の内定承諾率が向上しました。効果を測定するために入社したメンバーにヒアリングを行ったところ、noteやSNSを見てprimeNumberという会社を判断したという声を多数いただきました。
ー社員インタビューを通しての成果を教えてください。
求職者の方に自社のことを知ってもらうにはすごく良かったと思います。primeNumberがどういう会社でどんな人が働いているのかを知ってもらうことで、弊社とカルチャーマッチしている方に入社していただけるようになりましたし、企業理解が深いので入社後すぐに活躍してくれています。
また、代表から新入社員まで全員のインタビューを載せているので、求職者からは「透明性が高くフラットな感じで好印象だった」といった声をいただいています。
こういった成果が出ているおかげで、今期は1年間で約20人の採用が目標だったのですが、それを超えるペースで進めることができています。会社としてはより多くの人が欲しいので、この調子を維持できるように私もnoteをはじめとした採用広報を頑張りたいと思います。
メンバーを巻き込むのは難しい。
ーnoteを作成する上で大変なことを教えてください。
メンバーが主体の記事を作るのは難しいですね。私が主体となって取り組んでいるインタビューや記事へのアドバイスや修正といったことに日頃からご協力いただいているのですが、メンバーもそれぞれ自分の業務があるので大掛かりな企画ではその厳しさを痛感しています。
ただし、上記のように、カスタマーサクセスについてのnoteをカスタマーサクセスを専門にしている方に書いてもらえることもあります。というのも、カスタマーサクセス部門も採用に困っていたんですね。noteは重要度は高いのですが緊急度が低いので、採用課題を”自分ごと化”してもらうことで、協力して貰いやすくなると考えています。
多くの方にprimeNumberを知ってもらう!
ー今後の目標を教えてください。
これまでのnoteを用いた採用広報では内定承諾率の向上には役立っているのですが、「あるnoteがバズって色んな人に見てもらえた」といった認知向上にはまだ成果が出ていません。これまでは、いろんな方が読んで興味関心を持っていただけるような内容ではなく、あくまでprimeNumberの選考を受けている人が入社を決める一押しの役割になるような内容を書いてきたからです。
今後は多くの人に読まれる内容のnoteも作っていければいいですね。代表やエンジニアの責任者も巻き込みつつ、企画を考えている最中です。
また、メンバー自身がnoteを自然と書きたくなるような環境作りができれば理想的です。やはり各職種の方々が直接書いたnoteの方が、それぞれの職種の方に刺さると思っています。
ーお忙しい中取材を受けてくださりありがとうございました!
取材を終えて
いかがでしたでしょうか。
事業内容の難しいprimeNumberさんが試行錯誤しながらnoteの運用に取り組み、少しずつ成果が現れていく様子が見てとれたのではないでしょうか。会社の内情を発信することは求職者が会社を選ぶ上での重要な判断材料となります。選考を進めてみるもののなかなか採用に至らない、そんな企業さんは取り組んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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