思ったよりもテーマ別に論語を紹介した記事が読まれているので、今回も前回に続き、野中根太郎さんの訳本を基に学んでいきます。
人を見て我が身を直す
人のふりを見て、我がふりを直していく
人を見るにはその人がどんな友人を持っているか見れば分かると言われる。類は友を呼ぶ。
僕はこれに本棚を覗くことも付け加えたい。最近は電子書棚かもしれないが、読んでいる本を見ればその人の思考の痕跡を推し量られる。
では、友人にはどう接すればいいか?
人をよく選んで話せ
友とすべき者をしっかり選ぶ
仕事上のパートナーへの忠告もある。
つまらない人物と仕事を組むな
友人への忠告に触れた言葉もある。
友人への忠告は、やり過ぎてもいけない
ではどういった人が尊敬すべき人であり、理想の人であるかについて一節を紹介してみよう。
口がうまく、つくり笑いをするような人間に本物は少ない
外見・見かけの良さと中身・実質を兼ね備えたい
本当に実践する人はそのことを大げさに自慢しない
論語のキーワードの一つに「仁」というものがある。これは仁義という言葉ではなく、文脈の中で意味を持つ言葉で、おおざっぱに言えば「人への思いやり」といった意味らしい。
ここからは「仁」について触れている言葉を紹介していこう。
親兄弟を大切にすることが基本
恭、敬、忠を忘れてはならない
弟子が「仁」について孔子に聞いた。
剛毅木訥(ごうきぼくとつ)の人は仁に近い
仁の具体的な意味
あなたの気づきになれば幸いです。
気になった方はぜひ読んでみてくださいね。