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アイデアは移動距離に比例するのか?

この記事は大阪の仕事場で書いてます。

窓から高層ビルと大阪城が見えるオフィス。と言っても、コワーキングスペースですけどね。

ちょっと面白い視点でセレクトされた本が並ぶライブラリーが併設されてるので、仕事の合間に本を読んだり、本の背表紙を眺めて企画のアイデアを考えたりできるので気に入ってます。

上場企業が複数入居してるビルなので、コンビニはもちろん、複数の飲食店や銀行から郵便局まで揃ってるのですごく便利。首にIDカードをぶらさげてビルをうろうろすると、一流企業のビジネスマン気分が味わえるのも楽しいし(笑)

たまたま大阪にいるときにパソコン作業する必要があり、ネットで見つけて一時利用したのですが、めちゃ気にいってしまい契約しました。

といっても1〜2回、飲みに行くくらいの金額ですからコストパフォーマンスはすごく高いと思います。

神戸にも作業できるシェアオフィスを借りていて、パソコン作業したり、打ち合わせができる環境があります。

知らない人もいるかもしれませんが、僕のベースは京都で、四条烏丸の近くに事務所があり、元々はそこだけが、いわゆる仕事場でした。

現在は、京都・大阪・神戸に仕事場があるわけで、個人的に「仕事場三都物語」と言ってます(笑)

スタッフが複数いて支店のような機能をしてるとか、クライアントさんの近くに仕事場が必要とか、そういうことではありません。

通常の仕事はほぼ一人ですし、大阪や神戸のクライアントさんなら京都から訪問できます。

では、なぜわざわざ3カ所も仕事場を借りているのかというと、アイデアを考えるため。もう少し詳しく言うと、脳に刺激を与えて、発想のヒントを得るため。

他の用事がない日でも、わざわざ電車に乗って神戸や大阪の仕事場に行くのって、時間とお金の無駄のように思われるかもしれませんが、脳への刺激という観点からみると、すごく有効。

京都から大阪や神戸方面に行くには、電車だとJR・京阪・阪急という方法がありますが、しょっちゅう乗ってると色んなコトに気づきます。

JRと私鉄の違い。京阪と阪急の違い。車両の内外装。アナウンスの仕方。発車の合図音。ホームへ入ってくるスピード。中吊り広告の種類。窓からの景色。路線別、時間別の客層。他にも色々。

そして、思った以上に電車ってトラブルが多くて止まったり遅れたりするから、動いてない電車を回避したり、乗り継ぎを考えたりというのもなかなか大変。

電車に乗るという行為だけでもホントにすごい刺激になりまくり。

また、色んなところに行くということは、色んな施設や店舗に行くことにもなるので、商品や店舗プロデュースの仕事をしてる僕にはすごく参考になるし、おいしいモノを発見することもある(笑)

京都も大阪も神戸も、それなりに都会で、並んでる店舗は似たようなものだと思われるかもしれませんが、ナショナルチェーン以外は、それぞれ特色があって面白いです。

こういうのって、四条烏丸の事務所を中心に仕事してたら得られない情報や刺激ですよね。ランチもついつい同じ店に行っちゃうし。

あと、大阪や神戸に仕事場を確保してる理由として、大阪や神戸の仕事を増やしたいというのもある。

大阪や神戸のお客さんが増えたから事務所を作るというのが普通かもしれませんが、先に作っちゃった感じ。もちろん、いまも大阪や神戸のクライアントさんはありますが、もっと色んな人に出会って仕事がしてみたい。そのための足がかり的な意味もあります。

大阪や神戸の仕事場では、そこで開催されるイベントがあるので、時間があるときは参加するようにしています。

僕の事例はちょっと特殊かもしれませんが「できるだけいつもと違う刺激を得る」ということを意識すれば、電車で移動するまでしなくても、いつもと違う道を通るとか、いつもと違う店に行くとか、食べたことのないもの食べるとか、読んだことのないジャンルの本を読むとか、色々考えられると思います。

こればかりは、体験してもらうしかないのですが、ふと面白いアイデアを思いついたりするのでぜひお試しください。

僕は、そのうち東京や沖縄、いや海外にも仕事場を作りたいと企んでおります。

何かの参考になれば嬉しいです。

では
今日もおもしろタノシズムで!

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