マイナス発想で業績アップ?
今回は
マイナス発想で業績アップ?
という話です。
ある旅館さんとはかなり長いおつきあい。
仕事のきっかけは
季節の宴会メニューのチラシ制作。
冬の鍋プランとか
忘新年会おすすめプラン
みたいなやつですね。
宴会シーズンは
旅館にとってかき入れ時ですから
新聞に折り込みしたり
DMで送ったりして集客。
もちろん普段から朝食や
ディナーメニューもやっていて
宿泊料金プラスアルファの売上げが
取れるようがんばってました。
ところが
あるときから宴会プランをやめて
朝食やディナーも徐々に減らしはじめ
とうとう食事の提供をやめることに。
いわゆる素泊まり専門になったわけです。
そんなことしたら売上げが落ちるじゃないか!
と思うのが普通ですが
こちらの旅館は業績がよくなりました。
僕も学生時代に
旅館でアルバイトした経験がありますが
食事を提供するのってすごく大変。
晩ご飯の用意し
片付けたら翌朝の仕込みして
翌日になったら早朝から準備して
と忙しいし人手もかかります。
すごく簡単に書くと
それらの手間がなくなったら
人件費や食材原価が下がるのはもちろん
労働環境がめちゃくちゃよくなって
いい人材に恵まれるようになったんです。
因みに
食事を希望される方には
近所のお店マップを自作して配って
お客さんからも
周りのお店からも喜ばれてるとのこと。
これがマイナス発想
(マイナスというより「捨てる」が近い?)
他にもホテルなのに
あえてウエディングをやめたところや
機能を思いっきり減らして
ヒットした商品とかたくさんあります。
どんな業種でも
お客さんが喜んでくれると考えて
できることは何でもやろうとしたり
メニューや機能を増やしたり
することってありますが
あえてマイナス(捨てる)発想することで
目立ったり
特徴がわかりやすくなったり
効率や生産性がアップしたり
することもある。
あなたの仕事でも
何か捨てられないか?
考えてみてくださいね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?