「ララバイ」って言葉を説明できますか?
ラジオを聞いてて、書きたくなった
秋から始まった、ニッポン放送の新番組
『伊集院光のタネ』
この番組めちゃくちゃ聞いてます。どれくらい聞いているかというと、全部の回を録音して、MP3プレイヤーに入れて聞き直すくらい聞いてます。
伊集院光の深夜の馬鹿力もそうなんですが、ラジオ界の帝王、伊集院光氏の番組は基本全部聞いてます。
そんな、伊集院光のタネで、「勘違いとか思い込みとか」というテーマの回がありました。
その中では、「シャレ」という言葉を漢字で書いてみてください。
シャレのシャは「酒」と思っていたけど、実は、さんずいに西の「洒」だった、とか。
何かをなくす「ふんしつ」を漢字で書いてみると、「粉」ではなく糸へんに分けるの「紛」だとか、これを読んで、初めて気づいた人もいるかも知れません。
「ララバイ」という言葉の意味
その回で、最も僕が注目したリスナーさんからのメールが
「ララバイ」という言葉を、軽いバイバイ さよならと思ってた。
というものでした。
さあ、これを読んでいるあなたも、ララバイという言葉の意味を考えてみてください。
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そろそろいいでしょうか。
答えは「子守唄」です。
え?と思ったかもしれませんが、火曜サスペンス劇場のエンディング曲としてお馴染みの、岩崎宏美さんの名曲「聖母(マドンナ)たちのララバイ」という歌を思い出してください。
この歌の歌い出しはこうなっています。
ほら、これを読めばわかりますよね。
もしくは、チェッカーズのヒット曲「ギザギザハートの子守唄」の歌詞の終盤の歌詞を思い出してください。
そうです、ララバイとは子守唄という意味なんです。
なんで、ララバイに「子守唄」のイメージがないのか考えてみる
ララバイが子守唄とすぐに分からなかった理由に、僕は、往年のバラエティ番組「欽ちゃんのどこまでやるの」から出た大ヒット曲。ハイスクールララバイがあると思っています。
この曲は、同じクラスの美人のマドンナを好きになったけど、言い出せない、ラブレターを書いて渡したけど読まずに破られて、ビンタされたと、ちょっと情けないけどよくある男子生徒を歌っていますが、この歌に子守唄要素がないんです。
おそらくですが、この歌が発売された80年代初頭には、ララバイは子守唄よりも切ない恋心や、傷ついた心を落ち着けるというような意味で使われたと思われます。
そして、この歌が、100万枚を超える大ヒットをしたことで、より勘違いをされたのではないか?と推測してしまいます。
本来のララバイの意味
ララバイは子守唄であると書きましたが、ここでインターネットの力を借りて、ララバイの性格な意味を調べてみましょう。
ララの「lull」に「子供をあやす際のはやし言葉」という意味から、大人の傷ついた心を癒やすという意味に曲解された可能性もありますが、まあ、勘違いしていた人は多そうですね。
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