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自己紹介/noteを通じて発信したいこと

自己紹介

初めましてExcelコンサルタントと申します。

本記事では私の自己紹介とnoteを通じて発信したいことを書かせていただこうと思います。

私は以前金融機関にてM&A業務に携わっておりました。その後現在は上場企業にて財務関連の担当をしております。

皆さんが普段使うソフトは何が多いでしょうか?
「DXの今はやっぱslackでしょ!」
「予決算はシステムに直接インプットするよ!」

しかしDXが叫ばれる現在においてもOfficeの利用率は依然として高いままとなっております。その中でもエクセルは自由度が高いこともあり、システムにインプットする前の計算等まだまだ代替されず利用機会が多いことが現実と思います。

私が行っていた投資業務においては買収価格を検討するためのモデルの作成や、投資先企業での予決算の集計、会議体資料の作成等エクセルを活用した業務が非常に多くあります。

現在も様々な企業と業務をご一緒する中で、数多くのエクセル資料を作成したり、受領したりすることが多いですが、その中でエクセル業務が効率的な組織、個人には決まったルールや法則があると感じています。

エクセル業務の効率化=他人との連携効率化×個人の作業効率化

エクセル業務の効率化は
①他人との連携の効率化:見やすい、分かりやすいフォーマットにする
②個人の作業の効率化:ショートカットキーの多用、便利な機能の活用

の二つの要素に分けられると考えています。

昨今の様々な発信を見ると②にフォーカスしたものが多いと思います。ショートカットキーの多用は間違いなく効率的な業務につながると思いますし、是非覚えるべきと思っています。一方で個人で覚えられる限界もあり、組織全体の業務効率化という観点では①のフォーマットの見やすさ、分かりやすさというのも重要と考えています。

本アカウントでは②ももちろん発信したいと思いますが①も含めて発信していきたいと思います。

見やすい、分かりやすいフォーマットとは(具体例)

①の「見やすい分かりやすいフォーマット」について在籍していたM&A業界で暗黙のルールと化している有名な例を挙げてみましょう。

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こちらは何でしょう?

これはセルの中に入っている内容に応じて文字の色を分けるルールです。
具体的には以下となります。

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どんな時に役に立つか以下の会話を例にしてみます。
部長:太郎君、現在全社で経営計画の策定を求められているんだ。我々の部の事業計画を作ってくれないか?
太郎:承知いたしました。
~数日後~
太郎:できました。以下でいかがでしょうか?

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部長:ありがとう。少し見てみるよ。
部長:(太郎君の事業計画はアグレッシブだな、こんな計画にしてしまうと未達の際に自分の評価が下がりかねない。営業利益を少し下げよう。しかしどのセルをいじれば良いのだろうか?一つ一つ数式を確認せねば、、)

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このようにすべて黒色の場合、どのセルが変数で、そのセルが計算結果なのかがわかりにくくなってしまいます。
以下が色分けをした場合です。

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色分けがされていれば売上高成長率と原価率が変数となっており、これらを変えれば売上高と売上原価が変わることが一目でわかりますね。

間違えて売上高をベタ打ちにしてしまったり、売上原価をベタ打ちにしてしまうと、売上高成長率や原価率が間違った数値のままとなってしまい、ミスにつながってしまいます。

(色分けするのがめんどくさいという方、もちろん後で簡単に行う方法もお教えいたしますのでご安心ください。)

以上は一例ですが、このように見やすい、分かりやすいフォーマットについてはいくつかのルールと法則があります。

少しでも皆さんの作業効率化につながるように、こういった内容を発信していければと思います。

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