【詩】咲のペンペン草🌱
ひとりぼっちの原っぱに
小さな咲のペンペン草が立っている
風に揺れるその姿は
まるで泣き虫の子供のよう
咲き誇る花々に囲まれて
見劣りする自分を隠すため
いつも下を向いているけれど
心の中では強く願っている
「咲だって、美しく咲きたいんだ」
誰にも聞こえない声で
夢を語るその小さな声が
風に乗って消えていく
夕暮れ時、薄明かりの中で
咲のペンペン草はひとり涙を流す
誰にも見えないその涙は
大地に吸い込まれていく
夜が訪れ、星が輝く頃
咲のペンペン草はそっと顔を上げる
静かな夜空に願いを込めて
明日もまた、立ち続けると誓う
「咲はここにいるよ」
誰にも気づかれなくても
その小さな命は輝いている
ひとりぼっちの原っぱで
いつかきっと、その声は届く
風に乗って、星々の間を通り抜けて
咲の涙は
美しい花へと変わるでしょう
By MakoCafe
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あとがき
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