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#41.3頭受胎と#37の訂正。

こんにちは。
暑い日が続くとさすがにバテマスネ。

普段に仕事はベッド掃除などをしており、基本牛舎の中にいるのですが
湿気とこもり熱で汗だくです。
パーラーも牛の体温と風通しの悪さからみんな汗だくで仕事をしています。
ここ数年まではエアコンもそこまで必要ではなかったらしく、気象がどんどん変わっているようです。


今日は繁殖検診でした。

自分の授精した牛で上がった牛は3頭で、全部受胎していました。
上がった牛の受胎の割合が高いと普段の牛の観察や再発の周期をしっかりとみんなで観察できているということなので良い結果だと思います。

しかし最近は暑さからか強い発情傾向が冬時期などに比べて見えにくくなっていると思います。
発情をしっかりとフォローできることは妊娠率に大きく影響するのでもっと意識して牛の観察をしなくてはならないと気を引き締めます。


今回の繁殖検診は獣医の後に続いて直検をしたため多くの牛の卵巣を触ることができました。
でも感覚はまだまだで卵巣の状態を教えてもらってもわからない場合が多々ありました。
これはもう数で経験を積むしかないですね!


#37の訂正。

前回の暑さによる授精の受胎率が落ちる要因の話をしました。
授精後の精子が暑さで痛むためなのかと考えている。と半分以上憶測で書きましたが、BOSSに正確なこととを教えてもらいました。

授精後に卵と精子が巡り合うまでは良く、受精卵になってから育つ経過で体温や子宮の状態によりダメになってしまうということです。
授精後から7日間が特に大事らしく、移植の場合では受精卵が7日後のものを使用するため、受精卵が育ち切っており授精より移植のほうが妊娠する確率が高くなるということらしいです。

なるほど。
実際授精も移植も妊娠まで行くのはすごいことだし、奇跡みたいなものです。
だからこそより受胎に向けてたくさんのアプローチやケアが必要なのだと実感します。

まだまだ自分個人の受胎率は低いですが、徐々に上がってきているのでこの調子でコツコツできることをしっかりと行い、少しづつできることを増やして、感覚を研ぎ澄ましていけたらと思います。

今年中には受胎率を一般的な数字に上げたいですね!


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