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慶應義塾大学入学式に参列しました

4月1日は慶應義塾大学入学式の日。二度目の大学生スタートの日でした。

今回は現役や1浪ではないので友人関係等も期待できず、そもそも写真撮影をしてくれる人がいるのかという不安がありましたが、XのFFであるあゆかチャンも大学院入学とのことで、つちやみさんに一緒に撮影していただきました。よかった、記念写真が残せた~! ありがとうございました。
このときはまだ午前中で、ひようらで洋食かとんかつでも食べようかと思いきや、どの店も行列ができています。そう、考えることは皆同じ。ならばと思い、隣の元住吉でランチにしました。

入学式は比較的前の方の列を確保することができ、いい写真が撮れた分、退出も最後で、結局3時間弱座り続けた計算になります。パイプ椅子でしたし、腰がバッキバキでした。
式次第の「学事報告」というのが何かと思いきや、入学者数の報告だったのですね。

塾長式辞は前にいた大学などとは異なる、世界を君たちが主導するのだ(活躍にとどまらない)という、学歴界隈では諸説あれど、世間では日本で一流と目される大学なんだなと感じさせるものでした。
教職員代表挨拶では40代後半と思われる教員が30年弱の先輩としてみたいな話し方で、おいおい私は同世代だぞとセルフツッコミを入れました。うるさいことを言えば、会場にほぼ18歳近い人しかいないからその言葉が出るのであって、真にリカレント教育・リスキリング教育が進み、欧米並みの成人学生比率が達成できれば自然とこの言葉は出なかったでしょうと、つい専門分野的な考え方をしてしまいました。

入学生代表の挨拶も、附属で6年間過ごした一軍メンバー特有のオーラが漂ってきて、同じ大学1年生といえど別世界の人なんだなと尊敬しかありません。周囲の入学生も東大・東工大・早稲田よりやっぱり洗練されていて、私なんかがお邪魔してすみません。
そして、卒業50年を迎えた方も招待されていたのですが、仮に私がストレートで卒業しても、生き物の摂理でこの世にいることはないでしょう。

式典終了後は応援指導部による応援や応援歌の紹介です。高校名を言ったら「名門」と返すのが礼儀ですが、私の出身高校を伝えたら「どこだ?」って返されそうですね。
私、歌うのが大好きなので慶應義塾塾歌も若き血も慶應1日目のビギナーですがフルコーラス歌いました。なんならワグネル合唱団の四部合唱も歌いたいですね。
ライオンズクラブ的な仲間的連帯感のようなものがあって、私は輪に入れていただいただけで感謝なのですが、地方から出てきた18歳や東大落ちなどの不本意入学者にはきついかもしれません(笑)。

東大、京大、早稲田に入学する、憧れる気持ちはずっとありましたが、慶應は私にはちょっと無理・・・ということで今までご縁がありませんでした。今回も大学スタンプラリーの一環で受験しましたみたいなノリで、過去問も見ずに受けたら受かってしまったというのが本音です。
嬉しいの前に、どうしようという気持ちがありました。そんな時に家族は「早稲田にはメチャクチャ詳しいけど、慶應はまったく知らない。学歴厨として今度は慶應を極めるのはどうだろう。そのためには入学するのが一番だし、東大京大に受かりでもしない限りは卒業しちゃえばいいんじゃない?」と、本人も25歳過ぎて大学入学しただけあってユニークな返答でした。

期せずして慶應ワールドの住民になりました。どう転ぶかなんて私にもわからない。しかし、今日という日を生涯忘れることはないし、今日という日を思い起こせば幸せに逝くことができる、そう確信して生きていきます。

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