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学歴主義者をさらに3分類する

何度か聞いたことがあるけど「旧帝大早慶に一般入試で入った人は9割ぐらいが多かれ少なかれ学歴主義者だよね」というセリフ。
否定する気はなく、その通りだと思いますが、この学歴主義者という言葉をもう少し細分化してみようと試みました。

ここからは私の肌感覚ですが、まずは学歴主義者の文系と仮定して、3分類しました。
・就職目的の学歴主義者:6割
・ただなんとなく優等生だっただけの人:3割
・学歴至上主義者(学歴厨):1割

結局、今の子は現実主義者が多く、高校生のうちから就職だのキャリアだのくだらな…いろいろと考えている子ばかりで、産業界におもねった政権ですから当然就職至上主義の向きになってくるのは必然です。学歴マニアとしては非常にライトで、そもそも学歴主義者ではなく就職・キャリア主義者なので、偏差値は低いけどお買い得大学の方が実は好きなタイプです。

次に、真面目に勉強することはいいことだとばかりに成績を上位で取り続け、特に目的もなく優等生をしていたら名門大学に受かっちゃいましたというケースですね。あるあるパターンでは、田舎で公立中学校に通っていたら定期テストで470点ぐらい取れたもので、そのまま県庁所在地にある県を代表する高校に進学し、そこでもそこそこ真面目に上位をキープして(最上位ではないところがミソ)、地方旧帝大みたいなパターンです。
早慶はとんがった難問対策をしなければならず、塾や補習の力が必要ですが、地方旧帝大は問題がオーソドックスで旧センター試験や中堅私大の入試を記述式に変えただけ程度の問題も多く存在し、公立進学校が対応しやすいのです。確かに地方旧帝大に受かるほどの優等生ですから学歴に興味あると言えばあるけど、マニアでもなんでもない普通の人です。

そう考えると学歴至上主義者(学歴厨)は1割、9割の中の1割ですから、正しくは旧帝大早慶に一般入試で入った人のうち9%程度が該当するのではないかと思います。
まあ、学歴厨なんて世の中にそんなに数が必要ではないですし、別に私も学歴厨の仲間を増殖しようと運動しているわけではないので、今ぐらいの割合でひっそりしている方が個人的にも気持ちがいいです。

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