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入学願書はいつ出すべきか?

以下のような記事を半年ぐらい前に執筆しました。今回はより詳細に願書提出日に焦点を当てて記します。

掲題の件で、2つの事例を出します。a、bそれぞれ何月何日に願書を郵便局の窓口に出すべきでしょうか?

a. 私立〇〇大学一般入試 願書受付期間
1月5日~1月23日(消印有効)

b. 国立〇〇大学編入学試験 願書受付期間
7月15日~7月22日(必着)

aの場合は1月5日に郵便局に受付してもいいですし、1月23日でも構いません。ギリギリまで志願者速報にて倍率の動向を探りたい場合は1月22日か23日に出しましょう。消印有効ですから安心して受付記録さえ受け取っておけば大丈夫です。ギリギリに出す時は、その日風邪を引いて熱を出すかもしれないので、最低限、出願書類の準備はほぼ完成しておき、郵便局に持っていくときは仕上げだけにしましょう。

bの場合は7月15日に郵便局受付一択です。簡易書留だけが条件でも、必ず速達もつけましょう。13日に出せば15日に着くだろうから出すというのもダメです。万が一14日に到着した場合、彼らは準公務員ですから返してきます。もちろん必着ですから遅れは許されません。理論上は20日に出せば22日には着く計算というのもダメです。輸送トラブル、悪天候、あらゆることを想定した場合に危険すぎます。今だと、コロナにかかるなどのリスクもあります。

何度も言いますが、大学受験は事務手続きも試験のうちです。いくら合格する実力があっても手続きに失敗した場合は絶対に合格はありえません。偏差値を上げることよりもよっぽど大切なことです。もしも、あなたに素晴らしいお母様がいて、「冬彦さん、願書はママが出すざます」と言ってくれても、それでも郵便追跡番号だけは聞いて、到着を自ら確認するだけはしてください。事故があった時はすべて自己責任です。

ところで、とある大学の試験で郵送で受け付けをするにもかかわらず午後4時が締切必着という大学がありました。おたくの大学の郵便事情など知らないし、普段は15時40分に届けるのに、その日は遅れて16時05分だとアウトなわけですから、そうした受験生に迷いを与える締切設定はできれば避けていただきたいというのが本音です。
その大学を擁護するならば、郵送のみならず窓口受付を併用しているので時刻表記が必要であること、また郵送では締切の2日前の消印があればその後に届いても受理する旨記載されてはいたので配慮はなされていましたが、それでもできる限り受験生に迷いを与えない受付方式にしてほしいと願います。


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