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鎖に縛られたまま大学は死ぬのか?

「私大の経営破綻に備え学生の修学継続へルール作りに着手…少子化で284校が定員割れ」という記事がありました。

まず気になるのは定員割れの定義がどうなっているかですよね。1学部1学科でも割っていたらカウントするだと、定員超過に厳しい医学部や保育系の学科を持つ大学で少し辞退者が多かったら受験生いくら来ていても定員割れしますよね。神学部や仏教学部、夜間部を持つ大手の大学でも可能性が出てしまいます。
経営破綻を作る一因となっているのは、がんじがらめの大学に関する法令です。ある程度は質の担保に必要ですが、ここ20年ぐらいは少し縛りすぎではないかとも考えます。
定員充足率80%未満になった段階で、法令上の教員数は現員(学生の実員)に合わせた数でいい、借地の割合も増やしていい、オンラインも活用せよなどと、生き残る道を与えてあげたらどうでしょうか。それでもダメであればいつも言っている通り自然淘汰するだけです。
ましてや閉鎖が決定した大学に縛りを設けているのはおかしい話で、施設設備や教育環境は、そこの大学が卒業するまでの最低限の最低限でいいと思いますよ。


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