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心震える気付き466

Aさん 「お正月はゆっくりされましたか?」

私 「まぁ、そうですね」

Aさん 「どこか行かれたんですか?」

私 「いや、特に旅行などへは行ってません、実家へ帰っただけです」

Aさん 「実家では一杯お酒飲まれたんですか?」

私 「まぁ、そこそこですね」

この後も、Aさんからの正月関連の質問がしばらく続いた……
私が強引に話題を変えるまで……

私の今年の正月は、第2領域強化週間に当てていた。
よって、実家には帰ったが、友人には会っていないし、
帰ることも伝えていない。
正月のTVもほとんど見ず、
第2領域であるエンジニア・ライターの活動をしていた。

まぁ、親の顔を見に帰った様なもので、
今の書斎から、過去の書斎へ移動しただけ、
普段と変わらぬ活動をしていた。

親は正月くらいゆっくりしたら? と言ってくれたが、
正月だからやるのである。
これだけまとまった時間を取れる機会は、サラリーマンにはない。

好き好んで、

「いつやるの? 今でしょ!」

の感覚で、第2領域強化正月を過ごした。

と言うことは、申し訳ないが、
Aさんの話題には乗れないのである。
Aさんの質問にお答えするネタは持ち合わせていないし、
その内容に、こちらは全く興味がない。

私の回答が、一言二言で、会話が続いていない、
その事を察して欲しかった。
そんな状況にも関わらず、
深掘りしてくるのには、閉口した。
一応、表には出して無いつもりだが、
後半は、かなりイラッときてましたね。

「何で察してくれないの?」
と思ったが、人の心を察する事ができるのは、
立派な能力では無いかと気づいた。

相手の気持ちを察するとは、
観察力
推理力
洞察力
共感力など
人の気持ちに寄り添うための多くの能力が必要であろう。

これらの能力は、
自分自身の体験、経験
多種多様な本を読み込むことによる擬似体験
などの積み重ねにより養成され、
一朝一夕に身につくものでは無い。

「人を以て鑑と為す」

とは言え、自分自身が相手の気持ちを察する事ができているか?
と自身に問えば、
自信を持ってYESと言えない自分がいる。

逆の立場になることで、今回は気づきが多かった。

人との出会い、それは、有限の人生の中で、
その一瞬一瞬が、奇跡の瞬間である。
お互い機嫌良く、有意義な一時にするために、
相手の気持ちを察することは、大事なことと実感した。
そして、そのための日々の鍛錬も重要と再認識した。
これも第2領域の一つかな?


【気付き】
人の気持ちに寄り添う。
相手の思いを察する。
お互いご機嫌良く、そして、有意義の過ごすため、
「察するチカラ」
は必要不可欠である。
日々の思考訓練が、察するチカラの向上には有効である。
養成に時間がかかるスキル、
シニア、プチシニアの経験が活きるこの分野、
強みの一つに加えたい。


【本日の名言】
プロの商人とはどういうものか?
①商売の意味をしっかりつかんでいること
②相手の心情を察することができること
③人よりも頭が下がること
by 松下幸之助

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#推理力 #洞察力 #共感力


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