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東京都防災ブック・パンフレット②:プロローグ

はじめに

都内在住の独身男性です.東京都から配布された「東京くらし防災 STEP1行動から始めよう」に基づいて,自分の防災について考えていきます.前回は,防災ブックとパンフレットを紹介しました.今回は,プロローグ1回目です(ページ~13/179).なお,防災ブックに関しては,下記webサイトで誰でも閲覧・ダウンロードすることが出来,また音声コードサービス「Uni-Voice」で視聴することが出来るようです.

「東京くらし防災」の内容

本書では,今から始められる防災や備えの基本が一から解説されています.また,日々の生活シーンの中で取り入れやすい防災対策・備え方が紹介されています.

「いま」災害が発生しても,私は大丈夫か?

「東京が巨大地震に襲われたとき,起こりうること」として以下のことが紹介されています.

  1. 自宅やオフィスでものが倒れ,けが人が続出.

    1. →自宅では,大きな本棚は無く,基本的に腰よりも低い家具しかありません.しかし,ベッドを除き,ほとんどの家具にはキャスターがついており,地震時にはこれらが大きく移動する可能性があります.キャスターキャップを設置しようと思います.

    2. →職場では,部屋の壁沿いに本棚が設置され,囲まれています.本棚は壁に固定されていますが,中身が無造作に置かれているので,物品が飛び交う可能性が高い.机の下に隠れるしかないですね.

  2. エレベータが停止,多くのマンション住民が高層階に取り残される.

    1. →自宅は低層階のアパートなので,階段ですぐに逃げる.

    2. →職場では,高層階で仕事をしており,地震時にはビルの外の広場に避難します.しかし,職場の階と地上とを何往復もすることは困難です.職場で避難し続ける場合には,十分な備蓄が必要ですが,職場内でどこに備蓄があるのか把握していません.また,職場内で,だれが防災・避難のリーダーシップをとるか分かりません.私の現状はこんなもんです

  3. 逃げ惑う人や帰宅困難者が町や道路にあふれる.

    1. →職場と自宅が近いので,普通に徒歩で帰宅出来ます.しかし,出張時などは現地の避難施設へ避難するか,また移動手段が復帰した際に,どのように自宅に帰るか等,あまり意識したことがありません.これは,水辺観光地での避難を考える本ブログ「Enjoy @ Water Environment with BOUSAI」にも通じているので真剣に考えてみようと思います.

  4. 多くの建物が倒壊し,閉じ込められる人が続出.

    1. →自宅は耐震基準を満たしているものの,余震にも耐えうるか分かりません.物品を持ち出して,その場で右往左往する自分が想像つきます.また,周りの住宅街ではどのようになっているのでしょうか?耐震基準に満たない住居が分かれば,肌間隔で閉じ込められる人が多い地区が分かりますね.耐震基準を満たさない建物の地図は公開されているでしょうか?

    2. →職場は,地盤の強いところで,地震への備えが十分な建物なので,とりあえず大丈夫でしょうか.

  5. 火災が広がり,炎に巻かれる.

    1. →自宅は,とりあえず木造ではありませんでした.避難時には,ブレーカーを落としてから家を出ます.しかし,いざ近所の小学校に避難する際に,避難の途中で火災に巻き込まれると避難所に到達できない可能性があります.地区内の木造住宅の地図はあるでしょうか?もし,避難所の周囲の建物が木造住宅で火災が発生しやすい場合には,別の避難所に逃げることも考えなくてはなりません.近所には大学もあるので,そちらに避難することが視野に入れておきます.

    2. →職場では,とりあえず,敷地内の広場に一時避難します.

災害からいのちを守るため,まず必要なこと

「地震,その瞬間」.

  1. 身を守る・つかまる・危険から離れる

    1. →自宅・職場では大きな机の下に潜ります.

「揺れが収まったら」

  1. ケガに注意・火の始末・出口を確保

    1. →自宅・職場共にものやガラスが散乱していると思います.自宅では,基本的にスリッパをはいているので,また職場では靴を履いているので,ガラスなどでけがをする可能性は低いです.

    2. →自宅では,ブレーカーを落として火災が生じずらい状態にしてから避難します.

以下,東京くらし防災では,プロローグにおいて,災害時に困ることや不安なことがまとめられ,どのように対処するか参考ページが書いてあります.

災害時,「私と私の大切な人」が困ること,不安なこと

  1. 大きな家具が倒れ,下敷きになる

  2. エレベーターに閉じ込められる

  3. 大切な人の安否確認の方法は

  4. 家のトイレが使えない

  5. 消火のしかたは

  6. けが人の手当のしかたは

  7. 電気・ガス・水道などのライフラインが止まる

  8. 安全な場所はどこか

  9. 外出先からの帰宅が困難になってしまう

  10. 耐力や体調に不安がある

  11. 避難に誰かの助けが必要だ

  12. 住宅避難をどのように行えばよいか

  13. 災害後,不安を感じるときにどうすればよいか

  14. 言語やコミュニケーションに不安がある

  15. 妊産婦,乳幼児がいる

  16. ペットがいる...??????

  17. 多くの人がいる避難所で衛星やプライバシーが確保できるか不安だ

  18. 避難生活では防犯面が心配だ

おわりに

今回はこれで終わり.巨大地震の時に,自宅や職場で,どう揺れに対応するか,またその後,建物を出るまでの大雑把なイメージを持つことが出来ました.まだ,私の防災レベルはこの段階.その他のことに対するイメージはペーペーなので,これから身に着けていきます.最終的には「防災士」になるべく進んでまいります!








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