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デジタル化の古参 Excel

大学の授業で行列と行列式を取ったとき、計算の度に行列を書き直す作業をうっとおしく思ったものです。私は仕事をしながら学業をしていたので、時間の掛かる作業は特に疎ましく思っていました。

行列は事実上の表であることを考えると表計算ソフトの祖であるVisi-Calcを開発したダン・ブリックリン氏が如何に先見の明を持っていたかに驚かせられます。自動で計算をして表を書き直してくれる。それだけでこんなに人類の生産性を向上させるとはダン・ブリックリン氏も当初は思っていなかったのでしょうか。以前勤めていた会社でも先輩の方がVisi-Calcのインストールしてある中古のノートパソコンを買ってきて、紙の帳簿をデジタルに切り替えた事があると酒の席で聞いた覚えがあります。

現在の表計算ソフトの雄はExcelであることは誰しも認めるところではないでしょうか。私自身もExcel2003からずっと使い続けています。前回、第二のワイン絞り機と表現するほどExcelは職場に溢れています。

Excelの操作に慣れている人は多いですし、分からないことも書籍やネット、周りの人に聞くことで自己解決が可能です。

デジタル化の障壁になっているように言われることもあるExcelですが、学習コストの低さ、どこにでもあること、セキュリティ的にExcelはOKにしているところは多い事を鑑みても、使わない手はありません。使い方を考えれば良いだけです。

いえ、言い方を変えれば第一のワイン絞り機であるAndroidアプリ側で対応をしてしまえば良いのです。

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