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人の成長

歳を重ねるとつい出てしまう言葉
・”物忘れが激しくて”
・階段で息が上がり ”もう若くないから” などなど
いずれもあまりポジティブな響きはないですね。
人間は若いうちは成長するが、あるタイミングからはひたすら長い下り坂を降っていくしかない、そんなイメージをもっていませんか?
そうではないと言われた方がいます。
ロバートキーガン。
この方はハーバード大学教育学部で教授をなさっていた方で日本にも何度か来られ講演などをしているのでご存じの方もいらっしゃると思います。
彼の理論は、多くの人々が成人になった後も心理的、認知的に発達し続け、人の発達は止まることなく生涯を通じて続くという考えに基づいています。
社会生活を営む私たち人間はいくつになっても成長できる、若い人だけが学ぶことが出来る訳ではないと勇気づけられます。

物忘れしたことを歳だからと言い訳したら、”前からそうだ”と言われたことはありませんか?
思い込みが私たちの可能性や成長に蓋をしているのかもしれません。

「人はいくつになっても成長できる」 
ポジティブでとても良いメッセージだと感じます。

ご興味がある方は以下の書籍が参考になると思います。
ロバートキーガン 「なぜ人と組織は変われないのか」
加藤洋平     「成人発達理論による能力の成長」