マイクロストレスとコーチング

HBR（ハーバードビジネスレビュー）2023年8月号では、「マイクロストレス」に焦点を当てています。マイクロストレスとは、小さな日常のストレスのことで、一つ一つは大きな影響がないものの、これが積み重なると心身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。原因としては、仕事のプレッシャー、人間関係の摩擦、通勤のストレス、情報過多などが挙げられます。

これらのストレスが積み重なることで、個人の意欲や組織の生産性に影響を与える訳です。また、会社での些細な問題が家庭にも影響し、家族とのコミュニケーションがうまく行かなくなることもあります。

コーチングの現場ではクライアントがマイクロストレスによって引き起こされる表面的な問題にフォーカスしていることがあります。私たちは、これに寄り添い、クライアントが本当の願いや価値観に気づき、よりポジティブな行動ができるよう支援しています。

マイクロストレスは、その特性上、気づきにくいですが、理解し上手に付き合うことで、ストレスを減らすと共に、自身の真の願いや価値観に気づくきっかけとなるでしょう。日々の忙しさの中で、小さなストレスに意識的に向き合うことで、新たな気づきが得られるかもしれません。興味のある方は、HBRの記事をぜひご一読ください。