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サブスクリプションビジネスのヒントは、接触時間?

【11月2日の日経MJに掲載】

日経MJの連載枠、神田昌典さんの
【未来にモテるマーケティング】
に記事にして載せて頂きました。

実店舗の強みを活かす、というテーマでデジタル化に
よる人間化が大切で、顧客との接触時間を
活かすことの重要性を説いた記事になります。

CPA<LTV

を設定しても一体どうするの?
そのヒントについて事例を交えて語って頂いております。

このフラレピコーポレーションさんは、メディアを軸に事業を
展開しているだけではなく、お花のサブスクを提供して
おります。

本記事のテーマでもある、日本では
まだ一般化していないサブスクモデル。

サブスクとは、サブスクリプションの略で
定期購入の代替えの用語ではありません。

日本でサブスクリプションと
いわれると、定期購読や継続課金になってしまいます。

実は、今までも身近に存在していました。
なぜ最近のコロナ下になり、
サブスクリプションビジネスの注目度は増しているのでしょうか?

それは、ビジネスが外部環境に影響されず
安定化されるからです。

近年では、物を所有することに
感じる価値が薄まっています。

クルマ・家もそうです。

同じ場所に居続けることも賛否が
分かれます。

その昔のステイタスは価値観の多様化で
一気に変わりました。

所有しなくても必要な時に
利用できれば良いという考え方は、
若者を中心に強くなっています。

私が教えている大学生も娘もそうです。

一方、シンクタンクの矢野経済研究所が
公表した市場動向調査によりますと、
サブスクリプションビジネスの2018年度の
国内市場規模は5627億とのことです。

向こう5年間では8623億円に
まで拡大すると予測されています。

一番のポイントは、
好きな時に好きなだけ利用するという価値観
が強まっているということです。

その代表例にはカーシェアが挙げられます。
私には、趣味であるのでこの価値観は全く
理解できないのですが、理屈ではわかります。

維持コストまで考えたら全くコスパが悪い
わけですから!

アメリカのGAFAMの
マイクロソフトに目を向けるとしっかり
サブスクリプションビジネスへと変移をしています。

これまではパッケージ買い切り型で、
バージョンアップごとに再度購入を
しなければ最新のものを使用することができませんでした。

サブスクリプションビジネスとして
登場したパッケージはOffice365です。

私も入っており、年額料金を支払うことにより、
常に最新バージョンのアプリケーションを利用できます。

米国で盛り上がりを見せたのち、
数年遅れてやってくる日本の市場において
サブスクリプションビジネスの波は大手を超えて
中小にもやってきています。

ここ最近では、
・定額プランや使い放題
といったサービスも増加しています。

日本では、コピー機の大手であるリコーさんは
サブスクリプションビジネスを展開しています。

クラウド型のアプリをインストールすることにより、
いつでもどこでもスキャンした文書を
確認できるようになりました。

情報のABCDの「C」のクラウドとの掛け算でもともとの
事業ドメインを横スライドさせています。

また、コロナ下においても
リモートワークをキーワードに

クラウドサービス×月額性×自社の強みのサービス
を取り入れている企業が増えています。

会社にいなくても作業ができるので
一気に需要が高まっていますね。

企業側も特別な設備投資が必要とされないこともあり、
採用する企業が増えてきています。

よって、今ある価値を時流の波に乗せて所有ではなく
共有できることはないか?
この視点により、ビジネスモデルの構想が手に入るはずです。

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