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電通ハニカムモデルを使って商品企画を言語化する

電通のハニカムモデル
①シンボル(symbol)
②そのブランドの信頼の源泉(base of authority)
③機能価値(functional benefit)
④情緒価値(emotional benefit)
⑤顧客イメージ(ideal customer image)
⑥この商品が人だったら(personality)
⑦コアバリュー(core value)
を紹介します。

商品企画の進め方を電通ハニカムモデルで説明致します。
こちらは、具体例をあげないとわかりにくいと思います。
SK2で説明致します。

1シンボル(symbol)
その商品・サービスが何を見て、
聞いて、感じて想起できるか?
ということを落とし込んでいきます。

SK2は、強烈な赤と白で女優の綾瀬はるかさん
がシンボルと言っても過言ではありません。

これは商品の顔と言える箇所なのでロゴやカラーは
五感に残るアイコンが必要です。

2ブランドの信頼の源泉(base of authority)
その商品が必ず約束してくれるブランドコミットメントです。
ここは次に説明する機能価値と混同しがちなのですが、
機能性価値ではなく、必ず約束してくれること。

SK2は肌と人生の変革を通じて女性たちの人生に豊かにする。

1と2を合わせて『This is~』と
まとめることで、名詞になるように言語化します。

SK2のピテラエッセンスは相棒みたいな存在です。

3機能価値(functional benefit)
ここはその商品の特徴で、
ホームページでも分かる言語化になります。

このような特徴はただそうであるだけではなく、
次の情緒価値と紐づいていくことでユーザーに

とってかけがえのないことが
何なのかが明らかになってきます。

SK2は、皮膚にうるおいを与え、
90%以上がエスケーツー独自の天然美容成分ピテラ
を使用している。

4情緒価値(emotional benefit)
3の機能価値で明らかになった
商品の特徴がユーザーをどのような

感情や気持ちになるのか?
に繋がっていきます。

SK2を使う女性にとっては、
苦しい時こそ、周りと比べがちになるけれど、
自分と話をする時間をつくるといいと思う!

5顧客イメージ(ideal customer image)
ペルソナでどんなお客さんが使っているかの
代表格(イメージ)を具現化するところです。

SK2を使うことで
世界中どこに行っても通用する
一流のビジネスリーダーになる

6この商品が人だったら(personality)
どのようにお客さまに接していたいのか?
ユングの12のアーキタイプに重ねると良いです。

こういった部分が商品を
人格化したときに表層化していきます。

SK2は、アーキタイプは探求者です。

7コアバリュー(core value)
ユーザーにもたらす真の価値を一言で言うと何なのか?
というパートです。

SK2は、自分に合うように
自分史上最高のキレイを提案してくれる

このように色々手を動かして
考えてみてください。

ハニカム構造を以下の質問に
答えることでワークが可能です。

あなたはどんな人ですか?
誰に対してメッセージを伝えたいですか?
メッセージを伝えどんな気持ちになって欲しいですか?
その気持ちを実現するために何かできることはありますか?
今までで何か褒められたことはありますか?または何かしようとしていますか?
あなたはどんなメッセージを伝えたいですか?
最後にあなたを特徴付ける服装とか趣味とかありますか?


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