購入決定要因になるポジショニングマップの2軸とは?!
ある企業様にブランドロゴを提案することに
なっていますが、その時には、
ブランドコンセプトを作る際には、
ブランドのポジショニングを決めておく必要があります。
本題へ
一般的には、STP分析を用いて、
市場を細分化しターゲットを定めることになります。
ブランドポジショニングを決める際は、
STP分析を使いましょう。
STP分析の
STPは、
S:「Segmentation(セグメンテーション)」
T:「Targeting(ターゲティング)」
P:「Positioning(ポジショニング)」
の頭文字になります。
はじめにSとT、
つまりセグメンテーションと
ターゲティングの2つを行ってください。
セグメンテーションは
市場の細分化を行うことです。
市場や顧客を様々な切り口で
細分化して分類を決めていきます。
たとえば、性別や住んでいる場所
嗜好、年齢、など多くの切り口があります。
ターゲティングは、このように
細分化した市場の中から、
どのような顧客にどのような
製品あるいはサービスを
提供するのかを決めることです。
あらかじめこの2つの行程を踏むことで、
ポジショニングがより2軸で
具体的に決めやすくなります。
どういった軸で他社との
差別化を図るか決めるのか?
は良く問われる難題です。
ポジショニングを決める際に
有効なのがポジショニングマップ
を作ることです。
ポジショニングマップは
縦軸と横軸の2軸で構成される
XY軸の二次元マップのことです。
二つの軸にはターゲットとする層
が意識しそうな要素を当てはめます。
これは商品や市場の特性によってさまざまですが、
たとえば以下のような要素があります。
・価格
・品質
・デザイン性
・機能性
・歴史性
・新規性
実際には、15の付加価値の中から
探していきます。
この中から2つの要素を選んで軸とし、
ポジショニングマップを作成します。
その際、既存の競合が
どのポジションにいるのかも
正確に分析して配置しましょう。
15の軸があります。
・新規性
・歴史性
・機能性
・限定性
・気づき
・評価
・人気
・感動
・実績
・不安
・解決
・期待
・比較
・疑問
・価格
このように、競合の位置を把握しつつ、
差別化を図るにはどの位置を狙って
いけばいいのかを考えながら
ポジショニングを行います。
ポジショニングマップの「軸」
の選定する際のポイントは、
消費者が、商品を購入するさいの要素
(購入決定要因)であることです。
購入決定要因は、
大きく下記4つに分類することができます。
製品の特徴(価格、機能、用途、新規性)
がもたらすベネフィットです。
ちなみに、ベネフィットとは、消費者が、
その製品を手にする事で得られる未来像のことです。
製品に対しての、消費者からのイメージ
ターゲットとする消費者属性
特に、年齢、所得、性別、家族の有無
などによってかなり変わります。
例えば、「洗剤」を例にしましょう。
消費者は、「洗剤」を手にする事で、
お皿を綺麗にすることができます。
他にも
・手に優しい
・油汚れに強い
・香りが良い
・自然に優しい
これらも、ベネフィットとなります。
情緒的価値から更に、
豊かなおうち時間になる
のように個人に直結できると
更にデザインイメージも広がっていきます。
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