D2Cを立ち上げたいと思っている時に必要な最低限の知識とは?
D2Cを立ち上げたいと思っている時に
必要な最低限の知識とは?
そもそみD2Cとは何か?
また、従来のBtoCビジネスとどこかどう違うのか?
本題へ
カタチにのみこだわる必要はないのですが、
流行りの言葉に置き換えているケースが圧倒的に
多いです。
例えば、単品リピート通販をD2C
定期購入をサブスクリプション
などがその代表的な置き換え例です。
しかしながら、実践していることは
全く変わっていません。
ターゲットの価値観の変化に対応せずにです。
極端に言えば、両者は全く違います。
それはD2CをD2Cたらしめる特徴からもわかります。
D2Cは顧客とダイレクトに接点を持ちます。
従来のB2Cも顧客とダイレクトに接点は持ちますが、
その概念は全然違います。
一番の違いは、購入してくれたか否かに
ファーカスしていたのが従来型に対して、
D2Cは絆の関係性の強化になります。
従来のBtoCなどの一般的な販売形態において
小売店経由で商品を販売していました。
そのため、ブランドはどのような人が
どれほどの頻度で商品を購入しているのか
把握しづらい状況でした。
こんな背景からB2Cが生まれてきました。
販売において、購入者と直接繋がることが可能
という点においては有効でした。
しかしながら、購入までのプロセスに
AISASの法則と言われようになりましたよね!
検索して比較するという行為が必ず
含まれるようになりました。
消費者が商品を購入するまでの行動プロセスを
認知・注意(Attention)→興味・関心(Interest)→
検索(Search)→行動(Action)→共有(Share)
の5段階で表したパターンがAISASの行動パターンです。
しかも、SNSなどで「いいね!」などを共有する
文化も生まれてますます、ユーザーの発信がキモに
なっています。
このような背景になった今、
D2Cは自社で販売チャネルを持つだけではなく、
メディアをもって意見を収集できること。
その結果、ユーザーとの距離感を縮めるような
環境(メディアややり取り)を一緒に提供できる
のが重要なポイントです。
上記のような顧客情報を蓄積でき、
顧客に合わせたサービスを提供できます。
また、TwitterやInstagramのSNSを
通して顧客とインタラクティブに
やり取りを行います。
広告代理店を挟まずコミュニケーションを行うのが
一般的です。
顧客ロイヤリティが高まり、
ブランドのファンになって
もらいやすい特徴があります。
そのプロセスの中から
顧客と直接やり取りを行うことと併せて
顧客の生涯価値も一緒に上がるのです。
接触頻度が上がる
=
繰り返し接しているうちにどんどん好きになる
ザイオンス効果を活用する
です。
D2Cでよく取り上げられるのがLTVです。
この概念は、顧客がある企業との関係を持っている間に
使った金額の合計を意味します。
いわゆる購入だけみると定期購入の売り方(決済方法)
です。
よって、単純な定期購入mの決済法が
サブスクリプションモデルではないのです。
そもそも、LTVは利益創出のための最も
重要な指標のひとつです。
当然ながら、D2Cにおいても重要視される指標です。
販売・購入を機に関係が切れるのではなく、
関係を生み出し、深めていくことです。
その結果、事前期待を超えて事後評価を高めて
LTVを積み上げていくのがD2Cの特徴です。
よって、製品にプラスαの価値を提供しないと
共有するネタ切れにもユーザーがなります。
そのためにはデータに基づく顧客に最適化
されたコンテンツ(コミュニケーション)
を定期的に発信する必要があります。
これが、メディアの意味になります。
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