見出し画像

D2Cブランドを読み解く 5つのポイントとは?

弊社はネット通販からシフトをして
今後のビジネスモデルの主流になるD2C(Direct to Consumer)
モデルの研究をクライアント様と一緒に作っております。

現時点の概要を改めて整理するとともに、
ブランド構築のやり方を紹介いたします。

【結論】
D2Cブランドを読み解く
5つのポイントがあります。
1)高品質なものづくり
2)販売チャネルは自社ECサイトのみ
3)パーソナルデータを活用
4)販売ではなく体験が目的
5)EC連動型のリアル店舗


このような紹介に至った経緯は、
国内の大手及びアメリカのD2Cブランドについては
知見はあるのですが、中小企業の業態変化に伴う
D2Cがないからです。

米国スタートアップ企業の
資金調達額は約5年で総額2500億円とのデータがある
ように出口戦略が明確です。
※CB Insights社(2020 DIgital Health150 Companies)

国内外で台頭するD2Cブランドが大手に偏っているのは、
LaFabricのように大型資金調達があるからです。

そのLaFabricは、2014年に生まれ2018年1月18日に
FABRIC TOKYOとして生まれ変わりました。

FABRIC TOKYOは「Fit Your Life」
を新ブランドコンセプトに掲げています。

サイズだけでなく生き方にフィットする
オーダーメイドビジネスウェアを提供しています。

近年アパレルを中心とした
小売業界にD2C(Direct to Consumer)と
いう新しいビジネスモデルも拡大しています。

このようにD2Cブランドは、
自社で企画から製造まで商品を直接自社の
ECサイトで販売するビジネスモデルです。
アメリカではこのビジネスモデルを
ベースにするスタートアップが急激に増えています。

ECでモノを買うことが当たり前になり、
さらにSNSなどを活用することで
消費者に情報を届けることができます。

しかも、コロナ渦によって更にその流れは
加速しました。

オンラインを主軸にしたブランド展開が
可能になった環境の変化が大きいです。

自身が気に入ったものや、製品単体の
価値だけでなくその背景のストーリーに
共感して消費をする傾向にある
エシカル商品も消費者の価値観を変えました。

D2Cにおける最も基本的な特徴は、
Direct to Consumerの名の通りです。

商品企画や生産などの工程で
発生する中間マージンを大幅に省きます。

その結果、販売においても小売店に卸さず
自社ECサイトで行うことで、
消費者と限りなく近い距離で
ものづくりを行っている点です。

販売チャネルを自社ECサイトに絞っていることも
D2Cの大きな特徴です。

実際には、広告ではなく、ブーストアップに
SNSを使用しています。

広告モデルと一線を画している点がとても
わかりやすい違いです。

ECサイトを経由して取得する顧客の性別や好み
などのパーソナルデータを活用するために、
購買データ以外のデータ収集も昔のデータデースマーケティング
を超えている点です。

いつ、なにを購入したかなどだけじゃない!
がポイントです。

これらの情報を活用して、従来に比べて圧倒的に
効率良く、商品企画及びマーケティングを
行うことができます。

D2Cモデルの特徴は、
体験を目的にしています。

大手企業は、そこにリアル店舗を展開する
ビジネスモデルが多く存在します。

あくまで販売ではなく体験を
目的にしているため、在庫を抱えず
運営コストが抑えられています。

D2Cが受け入れられている背景には、コロナ渦だけではなく、
スマートフォンの5Gの普及があります。
このようなインフラとテクノロジーの発達によって、
ECやSNSが急成長していることがあげられます。

その結果、ECでモノを買うことが当たり前になり、
さらにSNSなどを活用することで消費者に情報を届ける
ことができるのです。

最後に、消費者の価値観の変化も大きいです。

コロナ渦の現代では、消費者の価値観も
以前に比べ変化してきています。

既存の価値観にとらわれることなく、
自身が気に入ったものや、モノ単体の価値だけでなく
その背景のストーリーに共感して消費をする傾向が更に
強くなりました。

このような背景のなか、
D2Cブランドが続々と登場し、
多くの人々に受け入れられています。

インターネットを活用して自分の商品・サービスを売りたい! でもなかなか売れずにモヤモヤしている問題を解決する アドバイスをしています。 https://www.youtube.com/channel/UCxrQWY0HlXqFcOfe02_uztg/videos