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5G時代の新しいマーケティング概念のOMOとは?

リアル店舗でブランドを構築して
オンラインで販売する方法があります。

昔からあると言えばそうなんですが、
かなりの進歩があります。

概念的には、OMOと呼ばれています。
日本語では、Online Merges with Offlineの略称です。

私の考えを持って直訳すると
オンラインとオフラインを併合する
という意味です。

これでは、普通の翻訳なので
もう少し具体的にいうと
ネット上とリアル店舗の垣根を超えた融合マーケティング
って解釈してみました。

世界的に参考になるのは、
中国のIT技術と5Gです。

現在の日本と比較しても目を見張るほど進んでおります。

これは中国の都市部での日常的な買い物
シーンでも見ることができます。

例えば、中国の場合は決済がスマートフォンで
行われる方がほとんどです。

これは5Gスマートフォン端末の利用者が増えただけではなく
ネット以外での購入できる場所(オフライン)との連携が
進んでいるからです。

スマートフォン端末で注文後、支払い方法はモバイル決済で
行うようなスマートフォンさえあれば、ECサイトは必要ないのです。

後払いの決済方法もカットして良い訳です。

手軽にストレスなくサービスを受けることができる買い物方法が
中国ではとても増えています。

5Gスマートフォンの普及によりオフラインとの連携が密になった

OMOとは簡単に言うとネットと
店舗の垣根をなくし融合マーケティングです。

では、今までにあった概念のO2Oやオムニチャネルとは
何が違うのかをご説明いたします。

そもそもO2OとはOnline to Offlineの略称です。

ネット上から情報を収集し、ネット以外の店舗での購入への導線設計
のマーケティング概念のことを言います。

日本でもやっているO2O施策の具体的は、
ネット上で割引クーポンやポイントクーポンを提供します。

その、割引クーポンを持って、リアル店舗で使用できるように
設計しているような流れです。
食べログがその代表的なO2Oです。

このようにネット上に店舗情報ページを作り、
行きたい店舗の位置がわかるようにして
実店舗に誘導するようにサービスを提供しています。

大きなポイントは、
日本O2Oはネットとリアルを分けて考えている点です。

それぞれを2つに分けて考えることにより、
ネット上から店舗へとお客様に購入の行動を
移してもらえるようにO2Oで繋いでいます。

このO2Oのマーケティング導線設計の弱点は、
サイトで発行したクーポンも結局使用されるのは
店舗で使われた回数を数えるだけです。

またO2Oとよく似ている
オムニチャネルに関して詳細を致します。

サルでもわかる言い方ですが、
O2O=意図的に仕込む
オムニチャネル=意図的に仕込めない

O2Oは、お客様を意図的に導線設計して
ネット上もしくは店舗に向かわせる
マーケティング施策です。

オムニチャネルはお客様に誘導を意識させず
店舗でもネットでもどこで購入していただいても

同じベネフィットを得られ、
同じサービスを受ける仕組みある点です。

このようにネットとネット以外を分けて考える
オンラインからオフラインへとつなげる
新規顧客を動かすマーケティング概念である
O2Oとは違い、OMOは、人にフォーカスされている点です。

ネットとネット以外の垣根にこだわらずに、
あくまでも人がモノやサービスに触れて得られる

体験やその経験を主軸から展開されるサービス概念の
マーケティングの一つになります。

O2Oは、接触ポイントにフォーカスされています。
一方、OMOは、人にフォーカスされている
という点が大きな違いです。

現在は、5Gやビッグデータ、もっと言うとAIが進んで
きています。

よって、お客様が行う購入に関する行動をデータとして蓄積し
どのような体験をさせるのかが重要になっていきます。

まとめるとOMOはO2Oやオムニチャネル
をさらに発展させ、ユーザー体験を通じて

お客様になって頂く新たなビジネスモデル
の考え方となっています。
追伸:#OMOとオムニチャネルの違い 西村公児


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