見出し画像

問題解決の決め手は全体像を見極め構造化すること!

コンサルティングの現場や企業研修の現場で
必要なスキルの一つに構造化があります。

数学的に考える力をつける本(三笠書房 深沢真太郎氏)
の著書の中でも書かれています。

構造把握→論証→説明
というパートがありますが、まさに私自身も
そう思います。

構造の理解が乏しいと
こんなミスを犯します。

事例1
一生懸命仕事をしていたつもりだったが
納期までにアウトプットが出せなかった。

事例2
発生したトラブルに適切に対処したつもりだったのに、
すぐに同じ問題が再発してしまった。

事例3
詳しい人に聞いてみたが、
いくら説明を受けてもいまひとつピンとこない。

あなたもこんな経験が一度はありませんか?

私も過去にこのようなケース事例を経験
したことがあります。

実は、原因はいくつか考えられるのですが
少なくとも今回定義して説明する
物事を構造化する、という考え方を知っていれば
この手の失敗はかなりリスク回避できます。

そしてこの思考法を数学的な考え方と深沢氏は読んでいます。
ここで定義した構造化された状態とは、
(1) 全体を把握する
(2) その構成要素を分解する
(3) 分解した要素の関連性を整理する

です。
たまたま目についたことだけではなく、
全体を見極め、要素間の関係を整理したうえで考える
ことが重要です。

『MBAクリティカル・シンキング』 グロービス・マネジメント・インスティテュート著、ダイヤモンド社刊)にも同様な記事が掲載されています。

この「物事を構造化する」という概念は、
一般的にあまりなじみがないかもしれませんが、

コンサルティング業界やIT業界のエキスパート
であれば理解しやすいことかもしれません。

日本の技術結晶である、スパコン「富岳」
がニュースになっていました。

少し引用が強引かもしれませんが、
例えばデータベースなら、
・データベースの要件がきちんと定義されいる
・その構成要素が明確になっている、
・プログラムにおけるフローチャートが明確である
がイメージできるかと思います。

ビジネスにおける問題やトラブルは突発的、個人的なものではなく、
意外と構造的なものによって起きることが多いといえます。

従って、対象としている本質的なメカニズムや構造を
理解しておくことで、どこを改善すれば
問題解決が可能でしかも、費用対効果も上がってきます。

数学的に考える力をつける本(三笠書房 深沢真太郎氏)からの請負
で恐縮ですが、すぐに使えるネタを共有します。

「なぜなら」・「仮に」・「更に」・「ゆえに」の接続詞をしっかりと意識
して語尾をつなぐことで数学的思考になるそうです。

即実践してみてください。

インターネットを活用して自分の商品・サービスを売りたい! でもなかなか売れずにモヤモヤしている問題を解決する アドバイスをしています。 https://www.youtube.com/channel/UCxrQWY0HlXqFcOfe02_uztg/videos