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製品戦略のプロダクト5層モデルについて

製品戦略の具体的実現方法を検討するフレームワークに
「プロダクト5層モデル」があります。

プロダクト5層モデルは、製品価値構造を5層に分け製品戦略を
整理するマーケティングフレームワークです。

5層とは、中核・基本・期待・拡大・潜在
に分解されます。

たとえば、ホテルでは休憩と睡眠は、
中核に該当します。

第2レベルは中核ベネフィットが
転換された「基本製品」となっています。

ホテルでは、ベッド、バスルーム、タオルなどが該当します。

第3レベルは顧客が購入に際して
通常期待する期待製品です。

ホテルでは、清潔なベッドや綺麗な
タオルなどが該当します。

第4レベルは顧客の期待を
上回る拡大製品です。

ホテルでは、リモコン付きのテレビ、
生花、迅速なチェックイン・アウト・サービスが
該当しますよ。

最後に第5レベルは、将来求められるかも
しれないすべての拡大と転換を含む「潜在製品」です。

ホテルでは、個別の顧客の好みに
合わせたサービスの提供などが該当します。

無形でも有形でも5層に分解が可能です。

他にも、シュガースクラブを事例にして解説していきます。

中核はどのジャンルの何かを示します。
「古い角質の汚れを落とす」が
中核を実現するための必要不可欠な要素になります。

更に、天然植物オイルと砂糖から
生まれたボディ用まで記載すると
特徴と部位が明確になります。

基本は、ボディ用の
天然植物オイルと砂糖の組み合わせになります。

期待は、世界観や〇〇安心処方などになります。
拡大は、口に入っても安全性が
ある成分で癒しの香りがあります。

潜在は、あなたの癒しの香りに
合うようにパーソナライズします。

基本の部分は、例えば、SK2の場合、
成分は90%以上がエスケーツー独自
の天然美容成分ピテラ(TM)
になっていたりします。

つまり他社が言っていない
オリジナルなネーミングを作っています。

ライスフォースも同様にコメ発酵の
有効成分「ライスパワー®No.11エキス」
を40%以上配合と謳っています。

製品分析のフレームは、他にもFABE分析
があります。

プロダクト5層と同じように使用できます。
FABE分析は、
・Feature(特徴)
・Advantage(優位性)
・Benefit(顧客メリット)
・Evidence(証拠)
の頭文字をとったものです。

製品戦略で商品の伝え方を
まとめるのに適したフレームワーク
の頭文字をとったもので文体を整えます。

これらは製品戦略で商品の
伝え方をまとめるのに適したフレームワークです。

プロダクト5層でいうと、
Feature(特徴)は中核になります。
Advantage(優位性)とEvidence(証拠)は、
基本に該当し、他社が言っていないことに
フォーカスします。

Benefit(顧客メリット)は期待・拡大になります。

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