IT技術を駆使してデジタルコマースを成功させる!
デジタルコマースを成功させるためには、
InstagramやX(旧Twitter)、Facebookなどの
SNSの活用が必須です。
ただし、全てのツールを使用する必要はありません。
企業の世界観の雰囲気やイメージ、
戦略にあったSNSを選べばよいでしょう。
例えばInstagramは、おしゃれなイメージが強く、
「映え」が重視されるSNSです。
そのため、写真映えしそうな小物やファッションなどの
アイテムを展開している店にとっては、
宣伝としてぴったりな場所です。
専用のハッシュタグ(#)が使われ、商品、ブランド、
ジャンルに合わせたコミュニケーションの場が作られています。
Xは話題性が重視されることが多いSNSです。
今注目されているジャンルやアイテムのほか、
あっと驚かされるような意外性を持ったアイテム、
便利アイテムなどがユーザーの間で拡散され、
思わぬところで流行に発展します。
個人も例外ではなくたくさん拡散されることによって
人気になったブランドやハンドメイド作品なども多くあるのです。
YouTubeも有効です。例えば北海道のメロン農家「寺坂農園」さんは、
メロンの成長の日々を、ブログのほかYouTubeで発信しています
(https://www.youtube.com/@terasakanouen/)。
農家が商品を直販するだけでなく、
YouTubeなどのSNSを有効活用しているということで、
話題性とギャップが生じ、ファン獲得につながっています。
この農園では、商品の予約を受け付けています。
日々の動画や成長過程を見て、「メロンが欲しい」と
思った消費者向けに予約販売を行っているのです。
消費者は自分が注文したメロンが成長する過程を映像で見て、
自宅に届くのを楽しみに待つことができます。
これは消費者にとって貴重な「体験(コト)」になります。
一方の農園側にとっては、予約販売をすることで、
ロスを減らし、在庫が残りにくくなるメリットがあります。
中間業者を通さず直販することで、高い利益率を確保できます。
いま、農家がネットを使って野菜や果物を
直接販売するという手法が注目を集めています。
「インターネットを使ってモノを売る」と聞くと、
難しそうなイメージをもつ農家の方もいます。
その一方で、ネット販売を始めて徐々に
利益を上げているという農家さんもいます。
農家の皆さんにネット販売がオススメなのは、
ちょっとの工夫で利益を上げることができるからです。
しかも年々ITサービスが改善されて
簡単に参入できるようになってきているからです。