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ネット通販の在庫管理の絶対方程式とは?

この新型コロナな影響で通常でない
在庫管理を余儀なくされている経営者さんも
多いと思います。

在庫があるなし、
また入荷予定が期日通りにいかない
など
ネット通販のイメージや心象
さえ悪くなります。

この状況を踏まえて
ネット通販の在庫管理で
大切なポイントをお伝えします。

その前にストート時は
そんなに問題はありません。

理由は、ネット通販は、
店舗や大きな倉庫を自社でないケースが
多いため気軽に始めることが可能だからです。

商品数の少ない最初のうちは、
一人でも(パートさんでも)
全く問題ありません。

売れ行きに応じて、
徐々に商品を増やしていきます。

商品を増やしていくと
同時に注文も増え、
売上も右肩上がりです。

月商500万円をこえたあたりで、
一人で受注から梱包、出荷、
そして発注までやっていると崩壊します。
徐々に忙しさも増してきます。
ネットショップの在庫管理
の必要性は徐々に増します。

今回のように入荷が読めない場合は、
対応次第で一気にお客様を失うことに
なります。

小さなネットショップでも
売上に直接関わってくプロモーションや
お問合せ対応の集客系の
「マーケティング」に興味が
そそり、運営自体には興味が薄らいで
しまいます。

売上はずっと重要です。
それは、ダイレクトに反応を見れるから
やっていても楽しいです。

一方、この在庫管理となると
話がガラッと変わります。

はっきり言って面倒で地味なんです。
しかしお客様に一番近いので
利益が残るか否かの大きなポイント
です。

在庫管理の問題は
今回のコロナちゃんのように一気に
悪い影響がやってくます。

在庫管理の必要性を感じるのは、実際にはトラブルなどの
危機を迎えてからです。

しかし、危機を迎えてからでは遅いのです。
納期遅れや紛失など問題は
一気に噴出します。
その対応に追われ
ますます時間が無くなります。

全てが後手後手になる悪循環になり
その結果、販売の機会も
失うので、売上もダメージを受けます。

クレームも増え、
懇意にしてくれていたリピートの
お客様が一斉に離れていきます。

特にUGCの代名詞である
口コミがマイナスマイナスになり
信頼がなくなります。

小さなうちに在庫管理を
在庫管理を次のように数値管理ができます。

まさに、月次決算と同じ手法です。
【日別の管理】
・前日残在庫(a)
・当日受注数(b)
・当日発送数(c)
・当日残在庫数(d)
(d)=(a)+(b)-(c)
の方程式です。

【月別の管理】
・前月残在庫(a’)
・当月受注数(b’)
・当月発送数(c’)
・当月残在庫数(d’)
(d’)=(a’)+(b’)-(c’)

この方程式により

在庫量の把握
適正在庫の維持
情報共有
在庫量の把握

が可能になります。

正確な在庫量の把握は、
ネット通販の生命線です。

現品管理とデータ管理の
ノウハウを身につけて、情報=物(商品)が
一致できることが重要です。

在庫管理では、「情報数値の見える化」
を必ず行います。

ここがポイントです。

情報が見える化すると、
他部署に仕事が任せられるようになります。

在庫管理を行っていくと、
自社に必要な在庫量が見えてきます。

基本は、当月受注数(b’)×1.5倍
がベースです。

ネット通販の在庫管理に学びの場を
ぜひ、あたたの会社にも導入してください。

在庫管理は100社あれば、100通りですが、
私がサラリーマン時代に経験した
総合通販の物流管理が一番進んでいました。

ネット通販の在庫管理は基本を学び、
自社に合った仕組みを作らなければいけません
が、基本は情報と商品をまずは一致させる棚卸が
必要になります。

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