2021年に向けて良いビジネスモデルを作るには？

2020年も残すは10日あまりとなりましたね。
新しい生活様式が盛んにシフトする中、
良いビジネスモデルとは何でしょうか？

一般的なビジネスモデルについてはもう理解している
経営者も多いので、あなたが知りたいその先にある
良いビジネスモデルとその構築方法について
共有したいと思います。

良いビジネスモデルとは何か？
について考えていきます。

そもそも、ビジネスモデルとは、
価値提供を創造し、提供する設計図のことです。

その前提で、良いビジネスモデルは、
価値提供を創造し、顧客の問題解決ができる設計図
と言えるかもしれません。

そのために必要な条件は3つです。
・継続性
・独自性
・提供価値

継続性とは、儲けの仕組みができていることです。
収益を上げるビジネスを展開ができていないとそもそも
ビジネスモデルとは言いません。

独自性とは、オリジナリティがあり、
その会社だからこそできる唯一無二の価値です。

この2つの条件が揃っているビジネスモデルであれば、
会社及び事業の持続可能性、サステナブルが担保されます。

慣れるまで難しいことが、提供価値です。
これは何を意味するのか？
そもそも何のことでしょうか？

良く言われる解説は、
ビジネスモデルキャンバスの中央に位置している箇所が
提供価値です。

ビジネスモデルキャンバスとは、
ビジネスモデルを可視化するためのフレームワークです。

リソースやチャネル、顧客との関係などを
ビジネスモデルを9つの要素に分解して
可視化して確認することができます。

ビジネスモデルキャンバスの中央に位置している
提供価値がＶＰです。

私は、ここをＵＶＰと呼んでいますが一緒です。

提供価値とはビジネスの根幹と捉えることができる
重要な要素です。

ここで、提供価値＝提供する商品・サービスのこと
と捉えてしまうと、正しい理解ができなくなります。

ここを何回もフォーカスして説明するのですが、
なかなかビジネス初心者には理解されない箇所です。

商品やサービスも「価値」であることは
正しいのですが、あくまでも一つの手段であり、
価値とイコールではありません。

そもそも価値とは相対的なものです。

同じ商品でも、受け取る人に
よってその価値は変動します。

ちまり、心理が入ってきます。
さらに、受け取る人が同じでも、
その場所や時間、その人の精神状態などに
よっても大きく価値は変わってきます。

つまり、相対的なものである価値を最大化させるには、
２つのアプローチがあり、一つは、絶対的な位置付けにすることです。

その価値が顧客に対して
・有益な
・便利な
・今までにない
・素晴らしい体験になる

ように考える必要がありますが、絶対的なポジションにするためには、
ブランディングをしてファン化まで凌駕する必要があります。

特に、日本のようにある程度「モノ」に困ることの
無いほど成熟した社会においては、
「新しいモノ」よりも「新しい体験」によって、
提供価値を最大化させることが2021年以降の
ビジネスになってきます。

ビジネスモデルを考えるときも、
この提供価値の最大化を意識しないといかません。

追伸
F2R層（アラフォーリッチ層）に特化した「社外アイデア企画室女子マーケ部」の発足