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お客様を巻き込みながら新しい価値を共創するとは?

ファンマーケティングで重要なことは
お客様と一緒に価値を創る共創です。

共創で変化を味方にする
という考え方になります。

最近、「共創」という言葉を
よく目にするようになりました。

マーケティング業界で使われていますが
IT企業でも顧客との共創を掲げています。

お客様との関係を深めたいという想いから、
経営方針としているところや、
共創サービスの体系化を発表し、
ブランドとして広めている企業もあります。

企業が、様々なステークホルダーと
協働して共に新たな価値を創造する
概念「Co-Creation」の訳です。

この言葉が、いま注目されるようになったのは、
ビジネスのスピードが加速しています。

苦労して築き上げた競争優位であっても、
ビジネス環境の変化は急激に変わります。

ひとつの競合優位を長期継続的
に維持することができなくなりました。

連続的に競合優位を生みだし
続けることができなければ、
生き残れない時代となったのです。

市場の変化に合わせて戦略を動かし続ける
ことが重要です。
こういう時代にあっては、
一企業だけで連続して競争優位を
生みだし続けることは困難です。

そこで、共創によって
競争優位を生みだし続けようと
いう考え方に期待が寄せられているのです。

共創は、その相手やその組み方によって、
3つのタイプに分けることができそうです。

1)双方向の関係
価値の提供者である企業が、
お客様と一緒になって、
価値を産み出してゆこうという取り組みです。

既存商品やサービスを売り込むことではなく、
お客様と共に課題と向き合い
解決方法を考える点が斬新な視点なのです。

新たなビジネスモデルを
作って価値を創る時に有効です。

お客様を駆け引きや交渉の相手と
捉えるのではなく、
課題を解決したい当事者としての視点を持つことです。

対等な立場で議論を進め、
新たな価値を生みだしてゆくことが大切になります。

簡単に言うとプロセスエコニミー
というプロセスです。

2)オープンな関係
コンソーシアムやコミュニティのような
オープンな関係を築き、同じテーマを共有することです。

その前提の上でアイデアや知恵を出し合い、
議論してゆこうという取り組みです。
誰かに依存して、成果の一方的な
受容者となるのではありません。

簡単に言うと、
コミュニティ型になります。

3)連携の関係
価値を生みだしたい主体となる企業が、
自社だけでは満たすことのできない

不足を他社と連携し協力して
解決してゆこうという取り組みです。

簡単には、プロジェクト型になります。

この関係は、発注者と提供する業者
という関係ではありません。

一緒になって課題に向き合い、
アイデアを出し合って
新たな価値を生みだしていくと
いうパートナーシップの意識が必要です。

企業の格が違う、業界が違うという理由で
上下関係を意識しての取り組みでは、
成果をあげることはできません。

これら3つのタイプに共通し、
欠かすことのできない考えがオープンです。

オープンとは、
他人の成果を自分の成果
として自由に使えることと考えることができます。
•成果を共有する
•その成果を加工し価値を高める
•その結果を共有し、このサイクルを維持、拡大する

このような取り組み方法です。
是非、自社を超えてコラボして大きな社会問題を解決する
ぐらいの気概が丁度良いアイデア出しになるかと思います。

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