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ビジネスモデルキャンバスを作成するいきた題材は?

IPOやバイアウトを目指す企業の成長を支援したい
という経営者も多いと思います。

株式投資型クラウドファンディングを
ご存知だと思いますが、大学の授業でも扱っています。

ファンディーノさんのサイトを題材にしています。

成約したプロジェクトを参考にどんなビジネスモデルなのかを
まずは9個の要素から
ビジネスモデルキャンバスに描いていきます。

【1】 顧客セグメント(CS:Customer Segments)
【2】 価値提案(VP:Value Propositions)
【3】 チャネル(CH:Channels)
【4】 顧客との関係(CR:Customer Relationships)
【5】 収益の流れ(RS:Revenue Streams)
【6】 リソース(KR:Key Resources)
【7】 主要活動(KA:Key Activities)
【8】 パートナー(KP:Key Partners)
【9】 コスト構造(CS:Cost Structure)

ビジネスモデルをまとめるために
使うフレームワークです。

活きたネタとして使っています。
特に学生にとっても起業家にとっても
素晴らしいのは、企画書の進め方がわかる点です。

具体的には、
1. 何を解決するためのビジネスか
2. どの様に解決に導くのか
3. どの様にビジネスを実現するか
4. 今後のビジネスの進め方
5. チーム/創業経緯/株主構成など
6. 株主優待について
7. プロジェクトにかける思い

とサマリーがわかります。

学生には6番がいりませんが、
分かりやすいです。

誰の問題を解決するのか?
は訓練しなければ、なかなか
できません。

今回、題材にした事例は、
靴が足に合わないという悩みを
3D Techで解決!

全ての足形にフィットするオーダーメイド3Dシューズをサブスクで提供する

1. 何を解決するためのビジネスか

→大量生産・大量消費の文化によって
毎年約230億足もの靴が生産され
在庫問題や健康問題を引きおこしている

2. どの様に解決に導くのか

→3Dテクノロジーを活用して
生産コストを下げ、誰でも
オーダーメイド靴を持てるようにする

3. どの様にビジネスを実現するか

→「3Dテクノロジー」と「靴作りのノウハウ」
を融合させた技術を保有する

→資材は国内で調達。
→さらに「エゾシカ革」を用いた
独自素材の開発などを行う
その結果、SDGsにも貢献する。

→世界約34兆円の市場のうち、
ミドル層から若年層をターゲットに顧客開拓を実施

4. 今後のビジネスの進め方

→BtoBにもサービスを展開する
弊社以外でも受注できる体制を構築する

→足型計測キットを郵送することで
自宅での計測を可能にし、
非対面でのサービス実施を計画する。

→台湾をはじめとするアジア諸国を
通じて世界に日本のモノづくり技術を拡めていく

マイルストーン:
IPOは2028年を予定し、売上高は15億円以上を想定
KPI:2028年内に靴型の製造数26,000足の突破を計画

5. チーム/創業経緯/株主構成など

→3Dテクノロジーとオーダーメイド靴制作の
ノウハウ両方を持ち合わせた職人チーム

6. 株主優待について

→「オーダーメイド靴」を株主の方限定に割引でご提供

7. プロジェクトにかける思い

→3Dを全員が使えるようにするために

ここまで記載されている企画書なので
1枚のMAPにするのは簡単になるはずです。

是非、実践してみてください。


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