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実際にこんな感じでアンケートに答えて頂くことが重要です。

ドライテストとテストマーケティングって何が違うの?
と聞かれるケースがあります。

単品リピート通販の立ち上げがブームだった数年前は、
商品を抱えている状態でテストをするのか、
何も持っていない状態でテストをするのか

といった違いでテストができた時期がありましたが
現在は、在庫をもっていない状態で実際は販売する
法的リスクがありお勧めのやり方ではありません。

テストマーケティングは既に在庫を抱えている状態で、
小規模、狭い範囲のみ商品を販売すること。

ドライテスト(正確にはドライランテスト)は
在庫を抱えていない、商品が完成していない
状態で広告を出し、反応があったら商品を作るといったものです。

よって、ゼロイチから通販ビジネスを立ち上げるための
法的リスクをクリアーしているドライテストやり方は重要です。

通販ビジネスを立ち上げるための
ドライテストには、以下の手順があります。

仮説を立てる
最初に、ビジネスアイデアについての仮説を立てます。
例えば、この商品は需要があるといったものです。

また、ターゲットの見えない・ご本人が気づかない「不」の解消
を探ることがポイントになります。

仮説を検証するための指標を設定する
人数は、価格戦略で用いるPSM分析では人数の40名が適正です。

消費者が持つ価格への知覚をあらわす
4本の累積曲線から「最低価格」「最高価格」「妥当価格」「理想価格」
の4つの交点から求めます。
今回はこの説明は割愛します。

次に、仮説を検証するための指標を設定します。
例えば、商品ページへのアクセス数やクリック数、
カートに入れた数や購入数などの指標を設定します。

具体的には、コンセプトを言語化し、
ターゲットコピー・キャッチコピー・3つの特徴・オファーなどを
準備してTOPを準備して事前に集めたユーザーにアンケート方式で聞きます。

聞き方は、価格戦略の質問のほかに購入度調査のアンケートです。
ぜひ購入したい・やや購入したい・どちらともいえない・
あまり購入したいと思わない・まったく購入したいと
は思わないの5段階の評価軸で聞きます。

この中で「ぜひ購入したい」が9割いないと厳しいです。
実際には、こんな感じでアンケートに答えて頂くことが重要です。

コンセプトが直感的にわかりぜひ購入する
という気持ちにならないといけないので

仮に4000円で販売する場合、4000円×36名÷40名=3600
で2000を超えているので実際にスタートしても
問題がないレベルだということがわかります。

ここまでがドライテストです。

次にテストサンプル品が出来上がった時点で
他にもクリアーしておきたいことがありますので
実際具体的に聞くと良いです。

・この製品を使用して価値を感じましたか?
・特に価値を感じた3つの機能は何ですか?
・なぜ、これらの機能に価値を感じたのだと思いますか?
・使用しなかった機能や、価値を感じられなかった機能は何ですか?
・なぜ、これらの機能に価値を感じなかったのだと思いますか?
・この製品を、家族や友人などに薦めたいと思いますか?

ここがテストサンプル品を本番に引き上げるための質問法です。

以上が、通販ビジネスを立ち上げるための
ドライテストやテストサンプルを
本製品に引き上げる手順となります。

重要なのは、コンセプトを明確にして仮説を立てることです。

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