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3つのD2Cブランドの特徴【大手と中小の違いとネットの通販との違い】

D2Cの本質は
日本の広告代理店の最大手の電通さんも
このように言っています。
1) 世界観への共感
2) SNSを通じてリアルで動くマイクロインフルエンサー
3) お客様への利益還元(高付加価値)

本題へ

コロナ禍になって更に加速をし
ビジネスシーンで登場する「D2C」。

日本のマーケティングや広告会社の定義では
自社商品を広告とCRMを使用し
ネット通販メインで売るビジネス
と理解されています。

電通さんは、広告をデジタル広告と更に狭義
で意味付けをされています。

D2Cと従来のネット販売は、私的には、ビジネスモデル
が根本的に違うと思います。

D2Cというビジネスモデルは、
バズワード的に大きな市場性と可能性を秘めています。

アメリカではここ数年で、
いくつものD2Cブランドが資金調達を成功させ
有名になりました。

何回も私のブログでも紹介をさせて頂いている
Allbirds(オールバーズ)は、直近の6月2日には、
丸の内店がオープンしました。

時価総額10億ドルを超える未上場のベンチャー企業、
ユニコーン企業がクローズアップされ有名になりました。

日本でもスタートアップを中心に
D2Cビジネスを始める企業が急増しています。

D2Cは、生活者に直接モノやサービスを届けること
です。

以前から、自社サイトで商品やサービスを売る
Eコマース(EC)と何か違うの?
という疑問が多く残り問い合わせが一気に増えてきました。

D2Cブランドには、従来型の自社サイトに
ない3つの特徴があると考えています。

「ブランド」というワードがある通り
お客様にとっての変化をもたらしてくれる
ライフスタイルの向上
です。

D2Cブランドの特徴
1) 世界観への共感
2) SNSを通じてリアルで動くマイクロインフルエンサー
3) お客様への利益還元(高付加価値)

D2Cブランドの特徴は、
ブランドストーリーをオンライン上で伝える
ことです。

よって、モノが単に買えるサイトだけでは厳しいのです。
ファンコミュニティが集えるプラットフォーム
が最低でも必要になります。

モノに至っては、製品が出来上がるまでの
ブランドストーリーが重要です。

つまり「何を背景に」「誰が」「何のために」
つくった商品やサービスなのかを
伝える設計が求められます。
しかもユーザー視点です。

従来型の通販サイトは、商品・サービスの
機能の特徴や成分を訴求していました。

よって、その限界値が薬機法に抵触し
見せしめとして処分されるわけです。

ほとんどが、同業者からのチクリです。

もう少し端的な言い方をすると
ファクトを訴求する売り方がメインです。

コロナ禍の今では大きな転換点を迎えています。

D2Cブランドでは、
SNSを中心としたあらゆる接点を
通してブランドの世界観を提案しています。

その全ての接点で一貫した
ユーザー体験を提供します。

そして、それに「共感」した生活者は、
商品と共に、いわばその世界観を手に入れます。

さらに購入後も、ファンミュニティを中心に
SNSやリアルな場で繋がりを持っています。

コロナ禍では、デジタルなどが接点の場と
なりました。

D2Cブランドでは店舗を持たず、
流通を介しません。

よって、流通コスト
を抑えることができので顧客に更に事前期待を超える
サービス提供をしています。

余剰利益の分配方法が大手と中小で違うだけです。

大手は、価格で還元しています。
中小は、価値で還元をしています。

価値での還元とは、
手に入らないものを限定で売るなどです。

余剰利益を高付加価値に転換する
ビジネスモデルがD2Cブランドなんです。

最後に、SNSインフルエンサーの拡散力ですが、
従来は、広告主体でしたが
D2Cブランドのプロモーション戦略は、違います。

個のインフルエンサーを起点とした
SNSでの情報発信がです。

インフルエンサーによる
SNSでの発信は影響力を増しています。

ここでも大手と中小では違います。

大手は、インフルエンサー
中小は、リアルを動かすことができるマイクロインフルエンサー
です。

こうしたインフルエンサーを
D2Cブランドのエバンジェリストとして捉えます。

そのリアルに市場を動かすことができる
エネルギーを最大限に活かします。

追伸:#D2Cブランド 西村公児

インターネットを活用して自分の商品・サービスを売りたい! でもなかなか売れずにモヤモヤしている問題を解決する アドバイスをしています。 https://www.youtube.com/channel/UCxrQWY0HlXqFcOfe02_uztg/videos