中小企業もできるD2Cブランドを立ち上げるときの課題とは?
2本目の柱の事業を立ち上げるとに、
この3つの質問でわかることがあります。
その質問は!
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1つ目
あなたがつくっている商品やサービスを、
ご両親、奥様、お子様と言った身近な人に、
本当にその値段で買ってくれますか?
2つ目
貴社が本当につくりたい商品はどのようなものですか?
3つ目
それはなぜですか?
本題へ
D2Cブランドに
マーケティング視点を入れると良いです。
といいながらも、
広告ではないSNSで一緒に巻き込む
という視点です。
具体的なD2Cブランドの特徴は
アメリカのシリコンバレーのIT系
スタートアップのやり方ではありません。
シリコンバレーのIT系
スタートアップは、投資を受けた状態から
スタートしているケースが圧倒的に多いです。
有益な技術を活かすために
サービスだけではなく、モノとのセットで
問題解決を目指しています。
SNSを活用したデジタルマーケティングは、
シリコンバレーIT系だけではなく、
ここの分野は日本式でも当てはまります。
リテールビジネスに積極的にユーザーを
巻き込んで取り入れようと考えているモデル
です。
シリコンバレー型のスタートアップの特徴は
ビジョンドリブンです。
つまり
・なぜこの事業をやるのか?
・我々はこの事業で世界をどう変えたいのか?
ということが表現されています。
日本型のD2Cブランドも同じく
ビジョンドリブンです。
コロナ禍で更にその色が強くなっています。
ビジョンの実現を目指しながら、ユーザーを
最初から巻き込みます。
その結果、プロダクトをアップデート
し続けるのが特徴です。
D2Cブランドも既存の意味付けを取り除いて
新しい価値に変容して置き換えています。
日本では急激な変化は好まれませんが、
中小では可能性があり、日本式D2Cは
このあたりをついています。
デジタルネイティブ世代が、
D2Cブランドを支えているが
ゆえの特徴もあります。
まるで、ジャニーズのファンの子が
親のように自分が育てているという
気持ちと一緒です。
彼らは何でもかんでも
デジタル化を好んでいるわけではなく、
どこにデジタルを適用すれば
効率的かを考えてデジタル化します。
デジタルの使い所を理解していて、
SNSなどでもどれにどのように
力を入れればいいかが
ごく自然にわかっています。
社外アイデア企画室の女子マーケ部の
F2R層のユーザーも同様に、
無責任に意見を言うことに力を発揮
します。
売上や紹介人数などの数値が最初に
あると萎縮して本音トークが生まれません。
わずか1か月あまりで1200名を超える
メンバーが商品企画を作っているのは
まさに、ユーザーファーストで安心できる
企業だから、という意識があるからです。
ユーザーがファンになってくれると
デジタルを活用することで
売上を早く一定の水準に持っていくことも可能になります。
ECと店舗が連動することもとても
日本では重要なポイントです。
デジタルネイティブ世代の
D2Cブランドオーナーは、
オムニチャネルネイティブです。
そういう意味で
チャネルの構築で悩むことはありません。
デジタルとは真逆な
エクスペリンスファースト
=
顧客体験
を設計するのはとても重要です。
これも日本式D2Cブランドの特徴です。
すごくシンプルに言うと
ブランドを支援する人やチームが集まった会社の
商品やサービスが好まれます。
特にEコマース(EC)を起点とした
ブランディングにも強みを持つことが可能です。
ECですから、デジタルマーケティング
はあたりまえです。
しかしながら、デジタルで完結せずに
敢えてアナログな体験を統合することで
全体感のあるサービスをお客様と一緒に考えていく
という思考です。
追伸:ライティング#西村公児