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マーケティングにDXを取り入れて成功した企業と失敗した企業の違いは?

引き続き、質問にお答えしていきますので
フォームにお願いします。
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VOL.6
Q:作業量の多さ、広告料金の増加による
利益率の低下に悩んでいます
A:
西村公児の回答音声はこちら:
※公開期限11/21中まで
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本題へ

マーケティングにDXを取り入れて成功した企業の事例
と失敗した事例をお伝えします。

あくまでも個人的な見立てであり、
正式な企業の見解ではない。

成功した日本コカコーラ株式会社
事例を紹介します。

日本コカコーラ株式会社「Coke ON」

日本コカコーラ株式会社は、
自動販売機とアプリの連携で
マーケティングに取り組んでいます。

具体的には、コカコーラ専用の
自動販売機で公式アプリ「Coke ON」をかざすもの。
現在3000ダウンロードされています。

アプリをかざした人には、以下の特典があります。

スマホ自販機(Coke ON対応自販機)と接続して、
ドリンクを購入するとスタンプがたまります。

15スタンプ集めてドリンクチケットをもらおう。
おトクなスタンプ2倍キャンペーンも

1週間の目標歩数を達成するだけで、
スタンプもたまります。

自動販売機を利用する人は、
飲み物をほとんど毎日購入する
という背景があります。

モノのインターネット「IoT」を活用しました。
無料チケットは自分だけが
使うものではなく、

アプリ内で友達や家族にプレゼントでき、
ユーザー同士のコミュニケーション
による認知度アップも期待できます。

現在はメルペイやPayPayなど
決済サービスと連動した企画にも取り組んでいます。

反対に失敗したケースは、
資生堂はサブスク型の
パーソナライズ化粧品サービス
Optune(オプチューン)です。

20年6月に1年も経過せずに
ひっそりと終了させています。

スマートフォンのアプリと連携して、
写真を撮影するだけでAI(人工知能)が

利用者の肌を解析し、数万通りの配合から
一人ひとりに合った美容液を抽出する
IoT機器を貸し出すサービスでした。

大手でも成功と失敗の両方がありますが、
その違いは何だったのでしょうか?

DXの活用を通じて、
・サブスクの本質の理解
・提供価値の設計
・プレミアム感
・顧客のデータ化
・収益を得る仕組み

5つの視点7つの観点から見ていきます。
・サブスクの本質は、売ってからスタートであり、
・売って終わりではない。
・価値提供の設計は、商品を売るのではなく
・体験価値を売るです。
・そのサービス独自のプレミア感を演出する
・顧客のサービス状況をデータ化して把握できる
・顧客ニーズに合ったプランでマネタイズができている

資生堂のOptuneは、AI・人工知能が肌コンディションに
合わせて美容液を配合してくれる売り文句です。

スキンケアカートレッジと専用マシンは使用する前に
お客様にアップして頂いた診断結果の精度が高くない場合
ブランド毀損になる可能性にもつながります。

私の見立ては、自分のお肌が変化したことをデータ化して
お客様にフィードバックするシステムが不完全で、
結果的に売って終わりというパターンになった可能性です。

自社内で完結するためには、お肌のデータを収集した後、
数値化して見える化してお客様にフィードバックする
システムにしないと厳しかったように思います。

店舗とのカニバリが発生するため、
企業としても積極的に横横断させなかったと
があったと思います。

自分の肌の変化を店舗美容員にも
アドバイスを求めることもできず、
事前期待を超えなかったと思っています。

一方、日本コカコーラのサービスは、
友達や家族にプレゼントできたり、

他の決済サービスやスタンプが
貯まるような工夫がなされております。

同じ飲料を自動販売機で購入するなら、
プラスになるCoke ON の
ウォークで毎日がもっと楽しく、おトクになれ
るサービスが受け入れられたと思います。

実際の決定はわかりませんが、私の見立てになります。
他をいかに巻き込むことが可能にするかが大きな
ポイントになります。

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