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ビッグデータを活用したセブンに展開している「サイクルミー」の秘密とは!

サイクルミーは、朝・昼・夜それぞれの時間帯に
合った食品を提案するウェルビーイングブランドです。

2022年2月から、都内12店舗のセブン-イレブンで販売され
全12種類の商品があります。

サイクルミーの成功要因は、ビッグデータの活用による
時間栄養学に基づいた商品開発です。

サイクルミーは、時間帯にあった栄養が摂れるように設計されていながら、
それでいてちゃんと「おいしい」、「食事としてのしあわせ」を
感じられる商品づくりを実現しています。

また、セブン-イレブン限定オリジナルシリーズとして
発売されている商品は、すべてグレーのパッケージに包まれており、
ひと目で「サイクルミーだ!」とわかるビジュアルです。

くすみカラーというカラーのはやりも使っています。
更に詳しくビッグデータの活用起点を説明すると、

購買履歴の分析
顧客の購買履歴のPOSデータをビッグデータとして蓄積し分析します。

これにより、顧客の好みや購買パターンを正確に把握し、
個別の顧客に合わせた商品の提案やプロモーションを実施できます。

例えば、クレジットカードやポイントカードのデータを活用して、
特定の季節やイベントに合わせた商品の提供を調整できます。

これにより、売上を増加させるだけでなく、
顧客の忠誠度や来店頻度も向上させることができます。

在庫最適化
ビッグデータ分析は、在庫管理においても大きな利益をもたらします。
店舗単位の需要の変動を予測し、必要な商品を適切なタイミングで
補充することができます。

特にセブンは、「傾斜配本」の元祖と言われているように
1店舗に1個の商品を置くということはしません。

たとえば、天候や季節の変化に応じて商品の需要が変動する場合、
ビッグデータを利用して在庫を調整し、無駄な在庫を減少させることができます。

これはコスト削減と同時に、品切れを防ぐ重要な要素です。
反対に売れる店舗には本数を増加させて対応します。

マーケティング効果の最適化
ビッグデータはマーケティング戦略の評価と最適化にも役立ちます。

広告キャンペーンや販売プロモーションの成果を詳細に分析し、
どの戦略が最も効果的であるかを把握します。
これにより、広告予算の最適化やリターゲティング戦略の改善が可能です。

顧客応対のカスタマイズ
ビッグデータを活用することで、小売業は顧客との関係を強化し、
応対をカスタマイズできます。

オンラインとオフラインのデータを統合し、
顧客に一貫性のあるエクスペリエンスを提供します。

競合分析
ビッグデータは市場全体や競合他社の動向を把握するための貴重な情報源です。
セブンの店舗あたり1日の売上がありますが、坪数や場所によっての売上予測を
出すのも得意です。

小売業は競合他社の価格戦略、新製品のリリース、
広告戦略などに関するデータを収集し、

自社戦略の最適化に活用します。この競合情報は、
市場でのポジショニングを確立し、競争優位性を維持するために不可欠です。

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