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ディレクション化の推進とは

仕組み化を考えたら、最後は外注できる作業を積極的に外注化
していきましょう。

大きな売上を作っている企業は、例外なく上手く外注化をして
います。

稼げる金額に上限はありませんが、
1 日の時間は 24 時間しかありません。

とにかく高速で回転させるスピード感を持った方と
一緒にビジネスを組むと一気に開花します。

大手クラウドソーシングサイト「ランサーズ」の講師も「仕事
の 9 割は外注化できる」といっています。

外注化の手順は次の通りです。
1)商品の作成から販売までにかかるタスクを整理する
2)整理した内容を作業レベルに言語化する
3)自社が強い部分と自社が苦手な部分はタスクに分ける
4)その中で外注化できそうなタスクにチェックを入れる
5)外注化するそれぞれのタスクに、担当者と予算を決めて発注する

ではよい外注先を見つけるにはどうしたらよいのでしょうか。
その手順は以下の 3 つで、順番に詳しく解説していきます。

STEP1:小さい案件から外注する
まずは小さい案件から外注していきましょう。これまで関わり
のない人に外注する場合、こちらの求めるレベルで仕事ができる
人か否かを確認する必要があるからです。

具体的には以下のことを見極めます。
・最低限のビジネスマナーがあるか
・仕事の質
・納期管理
・最後までやり遂げる精神力があるか否か

最初は取り返しのつくレベルの仕事を任せてみて、コツコツと
パートナーシップを築いていきましょう。

取り返しのつくレベルの仕事とは「納期が守られず音信不通に
なっても他の人が対応できるような仕事」のことです。
そして少しずつ外注先に任せる仕事量を増やしていきます。

STEP2:依頼内容を詳細に伝えること
ここは、大切な口頭ではなく、簡単でも良いのでメモ(言語化)
してください。

「行間を読んでくれ!」と言っても夫婦間でも難しい問題なので、
しっかり「5W1H」を伝えるようにしてください。

目的と納期と予算はしっかり復唱して齟齬がないことを確認してください。
5W1Hで指示内容を確認すると、漏れがありません。

・WHAT  どのようなことに取り組むのか (仕事の内容)
・WHY   なぜその仕事をするのか (目的)
・WHO   誰が行うのか 自分だけで/他のメンバーと (担当者)
・WHEN  いつまでに行うのか (納期)
・WHERE どこに納品する仕事を行うのか(場所)
・HOW   どのように仕事を進めていくのか(方法)

最初の依頼は、進め方も指示をしていきますが、数回仕事をし
ていくと、進め方は任せていくのが良いです。やり方は相手に
お任せという指示出し方法です。

STEP3:相手の意向に沿った対応をする

ある程度やり取りができて納品まで近づいてくると、依頼する
仕事量も増加していくと思います。

このような段階になった場合は、だんだんディレクション業務に
慣れてくるように、次のステップのやり方を教えていきながら
一緒にレベルを上げることをお勧めします。

安心感がある状態で仕事が依頼できるように、細かいことですが、
先払いでお金を支払うようにします。

だんだん金額を上げることで、一緒に品質を上げる努力をするのです。

大切な考え方は、頭を使うのは「仕事」で、手を動かして実働
するのは「作業」と分けることです。

仕事と作業に分けることで、スピード化とディレクション化の
両方を手にすることができます。

頭を使う=仕事をするということは、売れるために必要なビジネスモデルキャンバス
の設計図を創ることや、売り方や商品企画を考えることになります。

・SNS の中の人の活用法として売り方を考える
・ドライテスト後にお金を使う流れを考える
・MVP(Minimum Viable Product)で勝負できるように考える
・外注化するための体制づくりやスタッフのマネジメントを考える

売上や利益に直結する仕事は、本当の意味で社長の仕事です。
自社に案件単位に外注化できる専門性の高い運営会社を持つことで、
その会社と共に育っていくようにするのが重要になります。

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