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デザインにも接客にも魂をこめて成功した小さな醤油蔵

地元で愛されている企業にはやはり製品だけではない魅力が
たくさんあります。

そんな事例を紐解くと今はもう真似ができるレベルを超えていても
参考になることが沢山あります。

そんな取り組みから学べることをピックアップしてみてください。
その事例として、出汁の通販でも有名なこの会社です。

あなたは、茅乃舎(かやのや)だし・キャベツのうまたれ
椒房庵(しょぼうあん)のあごだし明太子など、福岡から
魅力的なヒット商品を発信し続けている
久原本家グループという会社をご存知ですか?

実は小さな醤油蔵をルーツに持つ創業126年の老舗企業です。

久原本家グループは、1893年に創業した醤油蔵を原点とする、
総合食品メーカーで本社は福岡県糟屋郡久山町にあり、
博多オフィスや東京営業所、大阪営業所などの関連会社も設置しています。

グループ全体の経営管理や戦略・立案・商品開発・品質保証を担う
久原本家グループ本社をはじめ、7つの会社で構成され
2023年2月期の売上高は303億円で、従業員数は1,246名です。

椒房庵の明太子の最大の特徴は原料にあったとのこと。

国産(北海道産)のスケトウダラが激減しているなか、
国産の魚卵のみを使用。自社醸造の醤油とうまみ豊かな昆布だし、
辛みだけでなく風味とうまみのバランスのとれた
唐辛子で作った特製タレに付け込んだそうです。

しかしスタートして9年間は赤字続きだった。

味がよい「椒房庵」の明太子は評判が高く、
よく売れたけど赤字を脱出できなかったそうです。

じゃあどうしたらこれを黒字にできるか?
と考えたときに、2つ方法があることに気づいたんです

赤字を救った「直販」と「通販」と社長が語っています。

レストラン「茅乃舎」の手間暇をかけた
料理はたちまち評判を呼んだだけでなく、
レストランから生まれた商品「茅乃舎だし」も大ヒット。

「茅乃舎ブランド」は同社の大きな柱へと成長した。

湯布院には、古民家を利用・再生した旅館が作られていたんです。
素敵だねぇ、と思ったのがきっかけとのこと。

ただ私は売り上げではなくて、お客様に寄り添いなさいというサービス姿勢を
徹底しマニュアルを超えた言葉を発することができるようにしています。
そうしないと人は感動しないから。とても理に適っています。

久原本家グループは、単に商品を販売するだけでなく、
お客様に寄り添ったサービスを重視し、
感動を提供することを大切にしています。

この姿勢は、企業としての持続可能な成功へと繋がっています。

インターネットを活用して自分の商品・サービスを売りたい! でもなかなか売れずにモヤモヤしている問題を解決する アドバイスをしています。 https://www.youtube.com/channel/UCxrQWY0HlXqFcOfe02_uztg/videos