朝倉義景 2つの墓所
NHK大河ドラマ 麒麟がくる の効果で,福井市一乗谷の朝倉氏遺跡にもスポットが当たるようになった。
一乗谷の朝倉氏遺跡には,最後の当主となった朝倉義景の墓があるが,もうひとつ,越前大野市にも朝倉義景の墓がある。
2つの墓については,次のWebページが参考になる。
私が越前大野を訪れたのは,2017年5月だった。そのときは,朝倉氏はまったく念頭になく,湧水と,越前大野の在来蕎麦を食べるのが目的だった。
天空の城として知られる大野城にも登った。条件が揃えば大野市一帯に霧が立ちこめ,雲海の中に天守閣がそびえる幻想的な風景になるのだが,当日はその条件にはなく,単に城のある亀山に登ったのだった。
大野市内には湧水のスポットがいくつもある。ここでは清水(しょうず)と呼ばれている。
まず大野駅前に湧水がある。
案内図にしたがって,湧水巡りをしたが,中でも象徴とされるのが御清水(おしょうず)。
宿は,その近くの大清水旅館にとった。夕食を他で食べることにしたので,朝食だけだったが,感じのよい夫婦で,朝食もおいしかった。
さて,本題。その大清水旅館の近くに,朝倉義景の墓がある。
墓所の反対側の湧水には,義景清水という名がついている。
近くには水琴窟もあった。
朝倉氏の名前は知っていたが,朝倉義景がどういう人だったかはよく知らず,前述のように,ここに墓があることなどまったく知らないまま,湧水巡りの1ヶ所として写真を撮ってきたのであった。
今思う。そうだったのかあ。