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序 インドラの真珠はフラクタルのひとつ。宝石をちりばめた首飾りのような図ができます。 2…
2つのメビウス変換とその逆変換で構成される反復関数系を考えます。これによってできる極限…
メビウス変換によって点がつぎつぎに写っていく様子を「流れ」もしくは「軌道」として表しま…
メビウス変換によって図形(点)を次々に変換していくと吸引的固定点に収束していきますが,…
メビウス変換はa,b,c,dの4つの係数(パラメータ)を持った式で表されますが、分数式ですの…
メビウス変換の式の係数だけを取り出して行列にします。複素数を要素とする行列です。 $…
第2章で、複素関数によるさまざまな変換 ー シンメトリーな変換 ー を見てきました。平行移動、拡大・縮小、点・直線・円に関する鏡映などです。 ここからはさらに進んで、メビウス変換について考えます。メビウスは「メビウスの帯」で有名なメビウスです。メビウス変換は次の複素関数による変換です。一次分数変換とも呼ばれています。 $${f(z)=\dfrac{ax+b}{cz+d}}$$ ここで,文字で表されているものはすべて複素数です。c=0 ,d=1 のときは回転・拡大縮小