見出し画像

whatever / whoever を使いこなす【3日間完成 Day1】

おはようございます。横山です。神戸と大阪の隠れ家塾「やりなおし英語JUKU」で「話せる・使える英文法」のレッスンをしています。今日は「whatever / whoever を使いこなす」というテーマでの発信トレーニングです!

複合関係代名詞

「関係代名詞 who/which/what + -ever 」のカタチを複合関係代名詞といいます。さっそく例文をチェックしましょう。

You can do whatever you like.(好きなことを何だってやっていいんだよ)
Whatever happens, I’ll never give it up.(何が起ころうとも、僕は絶対にそれを諦めません)

「~すること(もの)は何でも」「何が(何を)~しようとも」という、関係代名詞に anything(何でも)のニュアンスを加えたものになります。


もう少しだけ細かく見ていきます。

You can do whatever you like.(好きなことを何だってやっていいんだよ)

こちらは「whatever ~」が1つの大きな名詞のカタマリとして、他動詞 do の目的語になっています。このとき、whatever は「~すること(もの)は何でも」という解釈になります。

Whatever happens, I’ll never give it up.(何が起ころうとも、僕は絶対にそれを諦めません)

一方、こちらは「whatever ~」が1つの大きな副詞のカタマリとして、後ろに続く英文を修飾する(+αの情報を示す)働きをしています。このとき、whatever は「何が(何を)~しようとも」という解釈になります。


whoever の使い方もチェックしておきます。「~する人は誰でも」「誰が(誰を)~しようとも」という、関係代名詞に anyone(誰でも)のニュアンスを加えたものになります。

Whoever wants to come is welcome.(参加したい方は誰でも歓迎します)

こちらは「whoever ~」が1つの大きな名詞のカタマリとして、英文の主語になっています。「~する人は誰でも」という解釈です。

I don't care whoever wins.(誰が勝っても、気にしないよ)

一方、こちらは「whoever ~」が1つの大きな副詞のカタマリとして、前の英文を修飾する働きをしています。「誰が(誰を)~しようとも」という解釈です。

この複合関係代名詞は、これ以上文構造を細かく整理するよりも、例文と合わせて1つずつ意味を覚えていくほうが手っ取り早いです。


複合関係副詞

「関係副詞 when/where + -ever 」のカタチを複合関係副詞といいます。さっそく例文をチェックしましょう。

Whenever he wakes up late, he gets in a bad mood.(彼が朝寝坊した時はいつでも不機嫌になります)
I’ll do what I want to do wherever I live.(僕はどこに住んでいようと自分のしたいことをします)

「~する時はいつでも」「いつ~しようとも」「~する場所はどこでも」「どこで~しようとも」という、関係副詞 when, where にそれぞれ any time(いつでも)、any place(どこでも)のニュアンスを加えたものになります。


もう少しだけ細かく見ていきます。

Whenever he wakes up late, he gets in a bad mood.(彼が朝寝坊した時はいつでも不機嫌になります)

「whenever ~」が1つの大きな副詞のカタマリとして、後ろの英文を修飾する働きをしています。

I’ll do what I want to do wherever I live.(僕はどこに住んでいようと自分のしたいことをします)

「wherever ~」が1つの大きな副詞のカタマリとして、前の英文を修飾する働きをしています。

whenever / wherever は副詞の働きのみで、名詞の働きはありません。


ここから先はマガジンご購読者限定の発信トレーニングです!コア英文法ポイントを会話に紐づけることを意識しながらトレーニングしましょう。ご質問はコメント欄にお気軽にお寄せください!

このトレーニングは、1つのテーマを3日間連続の3ステップで完成させます。「しつこく繰り返す」ことがポイントですので、この3日間は同じ英文を角度を変えてトレーニングします。また、学習テーマにはあえて順番をつけず、どのタイミングでも学習を始められるようにしています(トレーニング内の英文は3日ごとに常に新しいものに更新され、過去のものとの重複はありません)。詳しくはコチラ



ここから先は

2,844字
このマガジンをご購読いただくと、「コア英文法レッスン」の文法ポイントを会話に紐づけた発信トレーニング(毎日更新)をご利用いただけます。

話し手の「場面」「状況」「気持ち」に焦点を置いた「コア英文法」を「話せる力」に紐づける発信トレーニングを毎朝更新します。「中学英文法を会話…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?