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【モテ】モテる「強さ」ってなんやねん。

どうも、悪い猫ことエビ猫です。

適当にTwitterをしていたら、いつのまにかモテの仕組みを語るプチアルファとして注目されるようになりました。昔はナンパをして腕を磨いていましたが、最近はすっかり丸くなりました。

本日は「強い男がモテる」の「強さ」は、結局なんぞやという話を中心にしていこうと思います。

かつて、我々のアイドルは「漢」だったんですよ。『少年ジャンプ』という男の男による男のための聖約書(女性購入可)にも、漢のあるべき生きざまを描写していました。

この世界が核戦争で疲弊していた頃、我々、男は腕っぷし一つで生きていくしかない世界観が描かれていました。その時の男性像はこうです。

強男の服が弾けて悪党が昇天する。

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北斗の拳アニメ版オープニング

荒廃した世界困った人を助けては勧善懲悪をして回り、その腕っぷしで美女ユリアを救う、そんな男がかつて少年たちの崇拝の的でした。

そんな時代を経て、時は21世紀になりました。

世界は平和になり、男たちものびのびと育っていきました。栄養失調スレスレの環境で育つ男の子と違って、豊かな環境で育てられた男たちはきっともっと逞しくなっているはずです。

少年ジャンプも続き、新しいより逞しくなった男たちの理想の物語を語ってくれるに違いないでしょう。女はその腕で獲得するもの、そんな脆弱な生き物にうつつを抜かしている場合ではない、男には男の歩むべき道がある、なそんな逞しい男たちの世界像はこんな感じです。

少年(漢)ジャンプはこんな進化を遂げました。

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矢吹健太朗『To LOVEる -とらぶる-』

これが男の強さ2.0である。

美女の服が弾けて弱男が昇天する。

そんなことを夢見るハッピーボイースに男は成り下がりました。

セックスに持ち込めないくせにすけべ心だけ人一倍の男は「弱い」。どうせなら、すけべ心もなくして「無」に帰るべきである。かつて、こういう人間だった生き物とは対照的な存在です。

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宮下あきら『魁!!男塾』

自分からラッキースケベに飛び込んで愉悦に浸るなんてことはしないのです。女の誘惑なんて石ころと同じです。

平和な時代は男たちを弱くしてしまう。そういう運命なのでしょうかね?

これではフェミニストの気持ちも分かってきます。

残念ながら彼女達は変なイデオロギーに染まっているので、素直に自分たちの内心の声にも耳を貸しません。「弱くなった男の性欲は見ているだけでムカつく」だけの話なのです。男が弱いとこれから地獄が始まるのです。搾取云々関係ありません。

まあ、そうは言ってもラッキースケベを喜ぶだけでは「弱い」とは言えませんが、なぜ、「強さ」を感じないのでしょうか?

まず、そもそも強さってそんなに大事なのでしょうか?我々には「優しさ」があるのではないでしょうか?優しい男ほどモテるのはないでしょうか?話は長くなりますが、こんな煽り画像が既に答えを出しています。

プリコネ(モバイルゲーム)

「てめぇが優しいのは取り柄がないので、とりあえず社会に順々なフリしているだけやろ」というツッコミです。非常に正論なのですよね。男には、やはり「強さ」が必要なようです。

で、強さとはなんぞや?という話に戻ります。

何をもって人間は強いと言えるのでしょうか?外見が強そうに見えるからといって強いわけではないのですよね。では、「超空気が読めない人間が強い」ということでしょうか?

その辺の話について考察していきたいと思います。

社会圧力とは何か、空気とは何か、クソテストの本質は何か、について考察していきます。基本、男性のモテ向けですが、パワハラに苦しむ女性にも役立つ内容になります。

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