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写真日記 りんごのタタン風パウンドケーキを作ってみた

わたしは花のレッスンの裏方の仕事をしており、生徒さんに出すお茶菓子を作るのが楽しみの一つだ。

今月のレッスンのテーマは、フランスの作曲家デオダ・ド・セヴラック。
彼は“土の香りのする作曲家”とも呼ばれている。
田園風の素朴な作風が特徴だと聞き、田舎を彷彿とさせるフランスのお菓子を作ってみようかな〜と思った。
そうして頭に浮かんだのが「タルトタタン」だ。

しかし、タルトタタンはフランス中部発祥のお菓子らしく、セヴラックの出身地トゥールーズ(フランス南部)とはだいぶ離れている……。
でもまあ、そこは深く突っ込まな〜い!
りんごもこれから旬だしね〜。

とはいえ、タルトタタンは焼成後にリンゴの形を保ったまま型から出すのは難しそう。(先月のかぼちゃのプリンの二の舞いだけは避けたい)
そこで、より手軽で作りやすい「りんごのタタン風パウンドケーキ」に挑戦してみることにした。

レシピは天然生活ウェブサイトから、加藤里名さんのものを参考にさせてもらった。

このサイトのお手本のように、りんごが表面にピシーっと並ぶかなあ?

今回も2台作るので、レシピの2倍の材料を用意した。

”りんごは「ふじ」でも可”とあったけど、今回はレシピに忠実に紅玉を選んだ。

紅玉はふじよりも酸味が強く、果肉がキュッと硬めなので煮崩れしにくい。

フライパンで水とグラニュー糖を加熱する。

きつね色に変わってから、あっという間に焦げた匂いがする!(火加減が強かった)
慌ててバターを投入。

ほんとは写真なんて撮っている場合ではないけど、撮りたいよねえ。

フライ返しにここまでキャラメルがこびりつくと、洗うときに厄介だなあ。

フライ返しでりんごをかき混ぜたら、こびりついてたキャラメルが溶けた。

りんごのキャラメリゼが完成。
だいぶ……ビターだぜ。

りんごを乗せるパウンドケーキを作るタイム!
バターと砂糖、卵、粉の順番で混ぜる。

きび砂糖とアーモンドプードルのお陰で茶色めの生地。

りんごが潰れないかとヒヤヒヤしながら、パウンド型にりんごのキャラメリゼを並べる。
その上にパウンド生地を流し入れたら、オーブンにダ〜ンク!!

40分後……

テッテレー!

りんごのタタン風パウンドケーキが出来た。

型から溢れるキャラメル。

あらかじめパウンド型にクッキングシートを敷いておいたので、崩壊はまぬがれた!

苦味走ったダンディーすら渋い顔をするビターテイストなもんで、バニラアイスを添えてみた。

今回の考察・気付き

・キャラメリゼをするときはカメラに触らない。(フライパンに集中しないと焦げる)
・クッキングシートをパウンド型に敷く時は、ビッチビチに折って角や直線を出す。
・無塩バターを有塩バターに置き換えたら、どんな味になるか気になる。
・パウンドケーキのバターの分量を少し減らして、ふわっとした食感にしても美味しそう。

先月のお菓子づくりの写真日記では、11月はチャイのケーキを作ると宣言したのに、違うもの作ってた〜。
ドンマイ!

来週はクリスマスリースを作るレッスンもあるので、別のお菓子を作る予定をしている。
さて、何を作ろうか……?

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michimag
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