人はどこまで過酷な環境で寝られるのか?を確かめた流星群観測の旅
朝から全身がだるい。
「これをほうっておくと後で風邪を引くやつだ」とすぐさま判断し、今日は寝て過ごすことにしました。
朝ごはんを食べたあとに、二度寝。
昼ごはんを食べたあとに、三度寝。
「◯度寝」を二回もしちゃうんなんて、贅沢〜!
午後に体調が復活したので、おやつを食べたあとの四度寝……にはなりませんでした。
生まれた時から寝ることが好きです。
暇さえあれば昼寝をしています。
乗り物の中、人の家、アウトドア、どこでも寝られます。
中でも印象的だった寝床は霧雨が降る原っぱ。
7〜8年前の7月に、山梨県北杜市へ流星群を見に行くというバスツアーに参加したときです。
山の上にある観測スポットに深夜の1時過ぎに到着し、2時間ほど流星群を堪能する予定だったのですが、その日はあいにくの霧雨。
そんな天気だから、流星群が見られるかもしれないし、見られないかもしれない。
観測に充てられている3時間をバスの車内で過ごすか、原っぱで過ごすか?の二択を添乗員さんから迫られたんですね。
バスは観測スポットから車で15分ほど離れているし、横になれないし。
雨宿りできる場所があることを期待して原っぱを選択したんです。
原っぱに着いたら、屋根があるところはトイレのみ。
しかも、そこにツアー客が殺到。
屋根はあきらめ、雨ざらしの原っぱで寝ながら流星群を待つ羽目に。
その日の装備は上下セパレートのカッパと、ポンチョの装備。
葉っぱの上にレジャーシートを敷いて横たわり、顔に当たる部分に折り畳み傘を差しました。
いろいろ諦めると、案外寝られるもんですね。
気づけばバスに戻る時刻でした。
その後、パツパツにむくんだ体でアンパンを食べてひまわりを見て解散したんですけど……。
流星群なんてかすりもしませんでしたよ。
自分が睡眠できる環境の限界が分かるツアーだったと思えば、まあいっか〜。
やっぱり家の布団が一番!
たくさんの記事の中から見つけてくださりありがとうございます😊いただいたサポートは、個人で営む本屋さんでの書籍購入費用に使わせていただきます。