ここちよいくらしのために。②

社会人になり、仕事でのミスが頻発するようになった。大学の頃の最悪の自体は、「単位を落とすこと」だったが、社会での最悪の自体はそれどころの騒ぎではない。人に迷惑をかけてしまうことがある。

その意識が、仕事への緊張感を増大させ、かえって精神を追い込んでしまう。私は慌てると、なおさら仕事に集中できなくなる。慌てなければ怒られないようなことでも、あたふたしてしまって叱られる。

業務中気を張り続けていると、とてもじゃないが帰宅後、何もする気力がおきない。帰宅し、しばらく放心状態になる。そうしてお風呂に入り、上がると23:00過ぎ。

もう寝る時間になっている。こんなんじゃあとてもじゃないが、アフターファイブを楽しむことができない。趣味もない生活もままならない。髪を洗わない、夕飯を食べない日まであった。

そうしていると1年と少しして、朝、布団から起き上がれなくなってしまった。病院では適応障害の診断がおり、1ヶ月と半分、休職した。

こういうことではいけないとおもい、病院で診察を受けた。副作用の少ない薬を処方してもらい、似た脳の癖を持っている人はどんな工夫をしているか、私は図書館へ行き、本を借りて読むようになった。

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