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自信なさげ大学生の留学日記Part2 ー「留学=英語上達のため?」編

イギリスに留学して、10日が経過しました。
今回は、自分の中に訪れた考え方の変化を記します。
私は留学する前、留学の目的の1つに「英語の上達」を挙げていました。理由は、英語を上達させることで、より多くの人々とコミュニケーションを取り、その結果視野を広げたり、考え方を変えたり、様々なものの見方を持ったりすることができると思ったからです。
確かに、それもそれで大事だと思います。固定観念をぶち破る、ということですから、自分の成長にもなるし。ただ、もう1つ、潜在的な目的がありました。それは、「自己肯定感を上げること」です。
私は、「英語を喋れる=かっこいい!!」と思っており、つまり自分も英語を話すことができれば、周りから「かっこいい」と思われる!と考えていたわけです。
だから、留学先でもなるべく日本人と接することなく、日本出身ではない人々に話しかけて、仲良くなって、なるべく英語を使って、現地の生活を楽しもうと思っていました。
でも実際は難しいことばかりです。
まず、彼らが何を言っているのか聞き取れないし、聞き取れても意味が分からなかったり、会話の波にうまく乗れなかったり、自分から話すのが億劫になり黙りこくってしまったり。
何か質問をしても、何と言っているのか分からないため、話しかけることすらできず、、、と言った有様です。(今のところは(-_-;))
ここで自分にとって大きな心の支えとなるのは、故郷を共にする仲間たち、"Japanese students"です!
これ留学あるあるかもしれないですが、留学先で出会った日本人とは打ち解けるスピードがものすごく早い気がします。「秒で友達」ですよ本当に。
そして、自分にとって多大なる安心感を与えてくれる存在も日本人なのです。
だから、日本人の子たちと群れたり、海外にいるはずなのに日本語でずっと会話したりもしてしまうのが現実で。
英語をしゃべりたくて来たのに、あれれ、おかしいぞ、?私日本語使ってるな(・・?という心情になっておりました。
これって、留学の目的を大きく逸脱していないか?と劣等感を感じ始めたのが、留学して4,5日ほど経った頃でした。
そしてこれについて、留学先で出会った日本人の子に相談してみました。
そしてその答えがとても腑に落ちたのです。
前置きが長くなってしまいましたが、ここからが大事なところです!!
あくまでその子の考え方ではありますが、ここで共有させていただきます。

留学=英語を話せるようにする
のではなく、
自分の学びたいことを学ぶんだ。
英語は手段でしかない。
もしも自分の学びたい分野が日本で学びきれるのなら留学はしていないし、逆に英語圏以外の国でたくさん学べるのなら、そこへ行って学んでいたと思う。
だから、英語をスラスラ話すためにここに来たのではなく、
それとはまた別で、自分の学びたいことを深めに来た感じ。
でも、もしも自分の学びたいことが見つからない場合でも、心配したり焦る必要はない。これから、この留学で見つかるかもしれないし。いろいろな経験をして見つけていけるよ。

コミュニケーションの過程で、なるべく日本人と話さないようにする、というのは自分で自分の首を絞めているだけで、彼らとコミュニケーションを取ることも大切なのではないかな。

だから、あまり考え過ぎる必要はないし、今を生きればいいと思う。自分が楽しい、これやりたい!と思う方向に身を任せるんだよ!

何という考え方でしょう!
ちょっと自分なりの言葉でまとめたところもあるけれど、ざっとこんな話をしてくれて、
私はこの言葉のおかげで、心がスッと軽くなりました。
こんなに心が軽くなったのは初めてで、その子と記念写真を撮ったぐらいで(笑)
留学と言うのは、その文字にもある通り、
「他の土地に留まり、学を深めること」。
英語を話せるようになって、かっこいいと思われることもいいかもしれないけど、そうやって周りの評価を気にするよりも、自分の学びたいことを深めたり、あるいはそれを探したり、いろいろな経験を積み重ねることが重要なのではないかと思った日でした!!
でも、やはり英語はツールとして使えるようにならなあかんので、これからkeep goingしていきます!

それではまた~👋


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