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鼓動と鼓動が紡ぐ無限の歌。〜MUGEN BEAT現地参戦感想レポ〜

無限に昂るその鼓動は

やがて旋律を紡ぐ____________

どうもはじめまして、生乾き三十郎と申します。シャニマス歴3年と少しになる、グレ5プロデューサーです。ライブはMusic Dawnから見始めて、現地参戦は4thから。今回のムゲンビートで3回目の現地参戦を果たしました。まだまだ歴が浅く、語れるほどの蓄積もない身ではございますが、此度のムゲンビートにて抱いた感想をこのnoteでは綴って参ります。
この記事ではユニットパートとシャッフルパートの二段構成で楽曲とパフォーマンスについて感想を語ります。全ての要素を拾えているわけではないですが、現地で見ることができた感動と興奮をできる限りそのままに伝えていきます。
感情が先走って一部文体が崩れるところもありますが、どうかご容赦ください。

☆ユニットパート☆

イルミネーションスターズ

DAY1
Happy Funny Lucky
We can go now!
スマイルシンフォニア
虹になれ

DAY2
Happy Funny Lucky
We can go now!
スマイルシンフォニア
トライアングル

DAY1とDAY2の髪型チェンジが印象的だったイルミネーションスターズ。ロングの峯田さん、驚くほど引の構図で映える。本人も仰ってましたが髪飾りで不在の近藤玲奈さん及び演じていらっしゃる灯織の存在を感じられるのはありがたかったですね。イルミネという繋がりの強さを改めて確認できました。
シャニマスをその先導に立って4.5年の間ずっと引っ張り続けてきたユニットなだけあり、パフォーマンスとMCトークもずば抜けたものがありました。2人なのにトークは一番の長尺、それでいて爆笑を掻っ攫ってんだから凄まじい。
対バンライブという意味合いで言えば、最もキーとなるのは『Happy Funny Lucky』でしょう。セツナの時からその雰囲気はありましたが、シャッフルに原曲をぶつけることで対決の様相を呈してくる。イルミネとアルストの対決は直球キュート対決とでも言いましょうか。関根さんと芝崎さんの笑顔がどちらも印象的で、譲らない可愛さがありました。先ほども触れましたが峯田さんのロングヘアーのおかげでサビ終わりの髪をファサッと後ろに流してターンする仕草がいつも以上に映えていました。
個人的に『We can  go now!』のライブパフォーマンスを観ることができたのが大きかったです。イルミネはここ最近は少ししっとりした雰囲気で泣かせる印象が強く、初期のライブ経験の無い私からすれば、楽しくノリやすいこの曲はずっと体験してみたかったのです。ペンライトが『Hey Hey』に合わせて高低し、振りのリズムが変わる様子はその光に揉まれながら観るとまた別の感動がありました。
『スマイルシンフォニア』の安定感はどんどん増していく、最初の歌い出しはかなり緊張すると演者方も仰っていましたがそれを感じさせない高い完成度でのハモリ。生で聞くたび鳥肌を禁じ得ない瞬間です。バンナムフェスで一度3人揃ったときはありましたが、フルで揃うことはまだ叶わず。今回いつも以上に笑顔で励まされたと言うラスサビ前の向き合う振り付けを3人でいつか見てみたいものです。
『トライアングル』で近藤さんの歌声を流したのは、『これがシャニマスの答え』だとビシバシと感じました。この曲は3人の歌であり、それ以外の歌い分けはしない聖域なのかもしれません。(個人的にシャッフルで一回は来そうだなと思ってた曲でした)

アンティーカ

DAY1
バベルシティ・グレイス
純白トロイメライ
ラビリンス・レジスタンス
 革命進化論

DAY2
バベルシティ・グレイス
幻惑SILHOUETTE
純白トロイメライ
ラビリンス・レジスタンス

希水さん凄すぎ。
いや、そんなことは4thで分かってたことではあるんですけど、分かってたんですけど……それを踏まえた上で予想の上を来た感覚でした。舞台・ミュージカルの経験がある方と聞いてなるほどと腑に落ちる感覚。表情や歌声、そのほか全てを使って生み出すパフォーマンスが高い水準でアンティーカの他の面々に全く引けを取らないですね。二代目の声優さんということもあり、どうしても前任者と比べられてしまう部分はあったのですが、その場に居合わせて感じる気迫は希水さんだけのものがあると思います。三峰結華というキャラクターの新境地を垣間見た気がします。
『バベルシティグレイス』という曲はアンティーカにとって格別な存在なのだと感じさせられますね。283フェスでアンティーカは5人でこそ意味があることを刻みつけ、そしていよいよ今回の対バンで5人の完成形を見せつけてきた。間奏での観客煽りもこれまでにない5人での煽り、会場にいて震えましたとも! 特にそれぞれの煽りがコミュを踏まえた内容になっているのが熱かったですね。こんなものを一発目に持ってこられてライブが盛り上がらないはずがない、、、
『純白トロイメライ』、私は生で見るのは初めてでした(3rdは全部配信)。今回私はアリーナ席にも恵まれていたので間近で見ることが叶いました。
人体、こんなピッタリ止まるのか……?
振りは知っているんです、どこで何が来るかも何もかも。
なのに、生で見ると全く違う。いや、一緒なんだけど!
花道演出の「選んだよ」も目を見張るものがありました。同じ曲でもカメラ演出を変えるだけでも印象がガラリと変わるのがライブの醍醐味ですね。
『ラビリンスレジスタンス』
超好き。初期から歌っている曲披露のうまみとして、上達が感じられること、表現の幅の拡張が感じられることが挙げられると思いますが、霧子役の結名さんの安定感と気迫はめちゃくちゃに向上していますね……脱帽
個人的にすごい印象的だったことを書かせてもらいます。私はDay2アリーナ席でセンターステージ向かって左手をいただけたのですが(同行者オタクマジでありがとう)、ラスサビ前の間奏でキャストの皆さんがステージ端の四角で目を伏せて待機する場面で、目の前に摩美々役の菅沼さんと結華役の希水さんに来ていただけたのですが、その表情の対比が印象的でした。菅沼さんは静かに穏やかに、余裕すら感じさせる表情で待つ一方、希水さんは眉に力をこめ、何度か瞬きをして見せる激情っぷり。静と動の対比が鮮やかすぎて……心を奪われてしまいました。

ストレイライト

DAY1
Transcending The World
Timeless Shooting Star
Wandering Dream Chaser
Another Rampage

DAY2
Transcending The World
Timeless Shooting Star
Destined Rival
Wandering Dream Chaser

いや熱量〜〜〜〜〜
対バンのテーマに一番ガッチリとハマるユニットなだけあり、熱量に一切妥協のないセトリ4曲の披露。
振りにも変更を加えつつ、舞台とセンターステージとの移動まで組み合わせてどこまで詰め込むんだと卒倒せしめるパフォーマンス。
今回、ライブではユニットの披露順も組み替えられており、誰が出てくるのか分からない状態から、ユニットごとのジングル演出があり、暗転。からの登場という一連の流れがあったのですが、それに一曲目の「Transceding The World」の歌い出しがバッチリとハマる。
そしてストレイライトで話題を集めたのは「Timeless Shooting Star」のカメラ演出。ラスサビでセンターステージ中央にカメラマンさんが潜り込んで、振りに合わせて3人の間を行ったり来たり。ど迫力の映像を見ることができました。私も両日現地で見ていて、「何かすごいこと始まったな」という印象(ただ現地なのでやっぱりモニターより演者さんを見たい一心でその時は我慢していた)。あとすごい個人的なことを言うとアリーナ席の時に肘鉄真正面だったのが嬉しかった。真剣な表情がマジでかっこいいです。
「Wandering Dream Chaser」はセツナビートでのシャッフルを受けての意趣返しだったのでしょう。ノクチル放クラのカバーを受けて改めて原曲を見せてくれる。なんだかいつも以上に好戦的な笑顔に見えました。
そしてやはり今回衣装が「デッドチャンネルl2<)3」の披露となったのが大きい。衣装が違うだけで見え方が変わってくるのがライブのいいところですね。「強引なnaked heart 曝けだすよ」の北原さんのセクシーさは言うまでもない。
衣装が変わった恩恵が大きい、というかその為にあると言わんばかりの「Destined Rival」。もうオタクたちも慣れたものでイントロが流れた時点でラスサビ前の感想を心待ちにしていたことでしょう。そのためのセンターステージ、そのためのアリーナ席。今回のダンスソロは「デッドチャンネルl2<)3」のモチーフになっているクマ、ネコ、ウサギを想起させる振り付けになっていました。可愛らしい振りも混ざりながら、瞳には猛る炎を携えて、これぞストレイライトと言わんばかりのパフォーマンス。これを正面から見れる勝ち組がアリーナ席というわけです。俺は愛依サマの爪撃を生で食らったが、お前は? 
「Another Rampage」を聞けたのがめちゃくちゃに嬉しい〜〜〜〜〜! というのも、今Blu-rayなどの形で映像化されて見る手段が無かったんですよね。「Timeless Shooting Star」はクリパで披露されているのですが、283フェスと4thの披露なので12月の4thBlu-rayリリースを待つのみ。曲名出た瞬間絶叫してたオタク、気持ちはわかるぞ気持ちは(ただレギュ違反なので流石にNG)。アナランも数を経るごとに安定感が増してきた印象、歌い出しの「Yeah」のハモリがブレることなく重なるのすげえ。今回のアナランで印象的なのが北原さん。クールな愛依サマであることは勿論ながら、歌声に『楽しい』が滲み出てるのがビシバシと伝わってきました。二番始まりのラップパートが顕著。『Leggo Knock out 秒殺の乱打』の『乱打』の発音がいつも以上に上がる感じがありました。極め付けは最後のセリフパート、『自由でいいじゃん』の笑顔は清々しいものがありました。

シーズ

DAY1
Fashionable
OH MY GOD
Fly and Fly
Bouncy Girl

DAY2
Bouncy Girl
OH MY GOD
Fly and Fly
Fashionable

新曲を前触れもなくお披露目するのに味を占めるな。
まあセツナで4曲ずつ各ユニットが披露していたのでなんとなく察してはいたが、実際来るとは。
私はクリパは配信だったので、生で初お披露目の場に居合わせるのはこれが初めて。会場のどよめきと興奮は凄まじいものがありますね。特に「Fashionable」はハモリから入る一曲。シーズはこれまでの二曲とも激しい始まり方をするものだったので、空気がガラリと変わった演出に思わず息を呑みます。そんな観客たちの前に姿を現れるのは手を重ね合わせるシーズの二人。フラメンコを思わせるような情熱的なミュージックと共に、荒々しくも清廉なしなやかな動き。サビのハイトーン、思わず右手を掲げて混ざりたくなる「Oh Oh」のコール(発音的にはウォウウォウが近い)。私たちの“見たい”シーズをここまでかとばかりに注ぎ込まれていて感服の一言。
もう一曲の「Bouncy Girl」は新しい中にどこか懐かしさを滲ませる新曲。振り付けの中に脚下のくぐり抜けがあることで話題にもなりました。積み重ねた時間、お互いへの信頼、そして何より弛まぬ努力があって初めてパフォーマンスとして魅せられる表現なのは疑いようもありません。曲調があっちこっちに行き来して、クールとキュートが表情を何度も変えるのがいかにも『Bouncy』。
これまでの2曲のパフォーマンスもかなりレベルアップをしていました。紫月さんの表情が自然な笑顔になり、これまでに見せなかった余裕のようなものを感じさせてくれたのが嬉しいです。『Fly and Fly』で二人がステージの縁をなぞるようにして旋回した場面で、こちらにむけてくれた笑顔を忘れることはありません。
MCパートが上手くなったなぁとすごく感じます。3rdはどうしても間を埋めるので精一杯な印象があったのですが、余裕を持ってそれでいて何より本人たちが楽しそうにお話をしてくれるので見る側としても嬉しいです。シーズの両名がどんどん仲良くなるのを感じてほっこりしてしまうのは驕りでしょうか。
そしてDAY2では楽曲披露の合間にファンサを見せてくれました。モニターでも部分的に抜かれていましたね。オーコメで本人がおっしゃっていた通り紫月さんのファンサはアッカンベー→ハートマーク→こめかみでハートを卵に見立てて割る→卵を食べてYummy!まで続きます。センターステージの真横だったので全て観測できました。サンクス。

☆シャッフルパート☆

そして対バンライブの目玉といえばユニットの垣根を超えたメンバーで、他ユニットの楽曲をカバーするシャッフルパート。我々の予想を超える斬新で画期的な発想の選曲が相次ぎ、沸きに沸いたパートでした。

DAY1
いつだって僕らは

開幕からとてつもない爆弾を放り込んできた……
MCトークでどよめきが起きた通り、歌詞の悉くが「今のシーズに足りないもの」であることに話題を集めました。このことはシーズがいずれこれらを手にするものとして好意的に解釈したいですね。手と手を重ね合わせ、想いをぶつけ合う。シーズはまだその前段階、一緒にいることで自分の知らなかった世界が見れるそんな関係に二人がなる日を信じていますとも。
にちかのハイトーンがみんな大好きであることの信頼のもとの選曲にも感じました。四人のパート分けのうち、透と円香の高く伸ばしがちなところが多くにちかに割り振られていましたね。

幻惑SILHOUETTE

完全な盲点でした。光があれば影はある、当然のこと何ですよね。髪型チェンジはこの披露も想定してのことだったのでしょうか。
はじめはドールをイメージして表情もほとんど変えずに歌う様子にどこか不気味さすら滲ませつつ、ラストになった瞬間堰を切ったように感情を爆発させる。表情と歌声とが一気に切り替わるのが鳥肌ものでした。峯田さんの眼力のすごさもさることながら、関根さんの歌声の切り替えの緩急にも要注目。

Love Addiction

このギャップこそがシャッフルの醍醐味! アンティーカでアルストを歌うなんてことが許されるとは……
普段クールな表情ばかりなので、柔和な表情で指先をピンと伸ばして可愛らしい振り付けをしていると胸が高鳴らざるを得ないのです。咲耶役の八巻さんファンとしては待望の一言に尽きるのではないでしょうか。女の子に憧れられる存在である彼女も、一人の純粋な女の子。彼女が恋の歌を歌えることには胸が熱くなるものがありますね。
そして菅沼さんの表情もニクい。見た方ならわかるはずですが、あれは反則が過ぎる。
希水さんも♡コメディの雰囲気をバチバチに発揮。ツインテールにリボンを結んだ髪型も愛らしく、キュートさが無敵状態。
アンティーカでこんなに蕩けさせてもらえるとは思いませんでした。

Fly and Fly

圧倒されました。シーズ曲を大人数でカバーはセツナでもやったことですが、予想のさらに上を行かれた感覚です。まあとにかく歌唱力の個性の暴力ですこと。抜群の歌唱力でクールさをこれでもかと見せつける北原さん、ミュージカル仕込みの表現力で繋いでみせる希水さん、めぐるっぽさを残しつつラスサビハイトーンなどクールに決めるところは決める峯田さん、歌詞を見事に恋鐘に手繰り寄せてキャラの魅力をバッチリぶつける礒部さん。鳥肌が止まらないとはまさにこのことです。

ビーチブレイバー

メンバーが出た瞬間、頭の中があさふゆビーチフラッグでいっぱいになりました。
芹沢あさひ担当の目線から話をさせてもらうんですが、あさひが日常見せる無邪気さって歌の中にはあまり出てこないんですよね。ソロ曲においてもフォーカスされているのは彼女の好奇心、他の誰かと一緒になって遊んでいる時の笑顔とはまた別なのです。今回のシャッフルではその笑顔を引き出してくれました。あさひ役の田中さんが溌剌とした笑顔と共に飛び跳ねていて、髪型も相まって大変愛らしかったです。
そしてこれは友人に言われて気がついた話なのですが、歌い出しの麦わらをとる素振りも『Hide & attack』よろしく仮面を取る振り付けにマイナーチェンジしていたんですね。細かい。

DAY2

革命進化論

ストレイでアンティーカをやる、その上での超王道ストレートでしたね。衣装を選ぶなら『トレーシングミュート』シリーズですね、最後のポーズがSSRのものにちなんだポーズになっていました。
革命進化論はサビで全員が揃って一歩を踏み出す振りがあるのですが、ストレイが横並びで同じ一歩を踏み出すのはなんだか新鮮でした。好敵手としてだけでなく、戦友として。PANOR@MA WINGの楽曲もこれまでになくユニゾンが多かったですが、彼女たちの関係性も徐々に変容しつつあるのかもしれません。

太陽キッス

ストレイでアンティーカをやって、対バンとなるとストレイをアンティーカがカバーして対決の構図を作るのかと思ったらここでまさかの太陽キッス。私としては完全無警戒だったので会場で慌ててタオルを用意することとなりました。同行者に鼻で笑われました。
アンティーカとしては念願の放クラ曲、普段見せない笑顔が眩い……! 歌割りもどれも印象的。『美白美肌は言い訳でしょ』が摩美々だったのはちょっと意外。


Hide & Attack

ユニットパートで披露しなかったのはこのためだったのだ。この曲は正統派なクールなかっこよさではなく、一筋縄ではいかない捻りのあるかっこよさ。クセありの猛者3名が選出されたと言ったところでしょうか。
菅沼さん本人も言っていましたが、摩美々があさひパートをやってくれるのはチーム・まりあに飢えた亡者的には大助かり。
こう言ってはなんなんですが、現地で見てたはずなんですが良すぎるあまり記憶が若干朧げなんですよね。多分夢だったんだ……

ラブ・ボナペティート

トワコレストロメリア。……冗談はさておき、声に特徴あるふわふわ3人組による夢のような時間でした。ま〜〜〜ずっと可愛い。それ以外感想が出てこない。
ストレス社会の令和の今、この音源が可及的速やかにリリースされることが求められている。頼んだぞ岸田。
ラスサビ前の『ポ〜〜〜〜……!!!!』の関根さんは尋常じゃないですね。


クライマックスアイランド

曲の選出もメンバーの選出もかなり意外でした。放クラの曲でも学園というテーマから離れた曲で、他のアイドルにどう結びつけるのかフックがあまりないような気がしていました。ただそこは流石公式のキャスティングといったところか、不思議とすんなり受けいれられてしまいました。イルミネと愛依に引かれて行く美琴、冷たく凍えるその心を温かく溶かしほぐすような印象を受けました。観覧車の出発ポーズは美琴さんで考えて正直ちょっと笑った
イルミネの愛らしさと愛依・美琴のクールさは残したままにしていたのが流石ですね。個性をぶつかり合わせる放クラの空気感と共に、独自のテーマパークへと昇華していました。この曲調と歌詞でクールな印象を損なわないなと驚きました。そりゃ愛依サマ夢女子も生まれるわ……

ヒカリのdestination

うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ごめんなさい、会場で泣きました
これは無理、強すぎる
俺が見たい全部があったんだ
先述の通り、あさひが誰かと一緒にいる無邪気さを歌の中で見せることってそうないんです。それを『ヒカリのdestination』のテーマである、『憧れ』『夢』『光』を追い求める姿勢と同じベクトルの上に乗せて提示してくれたことで涙がこぼれ落ちました。だって、これって、芹沢あさひSTEPで描かれた“フェンスの向こう側”そのものなんですから。

直前でシナリオを読んでいて良かったとこれほどまでに思ったことはかつてありません。
声のトーンも今までになく透き通るような高い調子。朗らかに、純粋無垢に、夢を歌う。そんな芹沢あさひを我々はかつて知らないのです。あさひの中にも当然叶えたいもの、掴みたいものはあった。でもそれを明確な形で言語化することはあまりなく、それを同じ目線から具象化しようとするいじらしさが彼女をプロデュースすることの難しさであり、魅力でもあったわけです。それが今回、シャッフルパートというフィルターを通すことで彼女の口から『夢』が顕在化した。思わずペンライトを振る手も止まり、胸に手を当ててしまいました。

まとめ


感想記事を書いている間にいつのまにかオーコメも終わりアーカイブも終わり、なんなら高山Pのシャニラジまで終わってしまった訳ですが、それでも色褪せないだけの思い出と記憶があります。シャッフルパートという新しい試み、センターステージと革新的なカメラワークによるどこの席にいても臨場感のある体験、同じ場に居合わせたプロデューサーたちと感情を共有することによる一体感。対バンという性質によりいつも以上にセトリを読めなかったことがこれらのライブの魅力を最大限まで高めてくれたものと思います。今回は試験的なライブだったとは思いますが、シャッフルパートのような挑戦はもっとやってほしいですね。なんならユニットの垣根を越えたチーム編成による楽曲リリースとかしてくれてもいいんですよ。高望みしようよ。
それでは次回、5thライブ現地でお会いしましょう。

(完)


おまけ  西日本のオタクのあわてんぼう東京旅行

東京遠征も4th、セツナを経てこれが3回目。されど未だに東京に不慣れな田舎者なのです。仲間内に小馬鹿にされながらも孤軍奮闘するオタクの記録をまとめました。

(ただの東京旅行の日記です)

 DAY1

早朝 飛行機搭乗

4th、セツナでは仕事終わりに夜行バスに乗り込んで前日入りしていましたが今回は飛行機により早朝入りを決行。早くに席を取っていたので窓際席も確保。隣はふくよかなスキンヘッドのおっちゃんでした。おっちゃん次はぶどうジュース溢さないように飲んでね

午前8時前 東京到着

羽田に到着。ライブ会場及び宿泊ホテルまではここから結構遠いです。電車を乗り継いで1時間強?
シャニの曲を聴きながら気分を高め、SSを書く魔物と化す。

午前9時 電車で赤ん坊に出会う

可愛すぎて気が触れそうだった。多分ちょうど一歳ぐらいかな? いつかの4コマの甜花ちゃんみたいなほっぺして車窓から外見てあぶだぶ言いながら指差してんの。その度にお父さんが『あれは虫だよ』とか『あれは鳥だよ』とか優しく教えてあげてるの、最高かよ。この国の未来は明るいな。

……………………


午前10時

オタクと合流してガストへ。ガストの自動給仕ロボットが完全初見なので俺だけ騒いでた。お上りさん丸出しで草
オタクと合流してからはライブまでの時間潰し。ライブ会場付近、府中あたりって観光地らしい観光地ってあんまりないんですよね。都会ではあるんですが、それ以上でもそれ以下でもない。
なんとなーく街に繰り出してなんとなーく時間を潰す。

KURURUの地下で凛世のプライズフュギュアのクレーンゲームをやったり、

KURURUの地下のスシローで飯を食ったりしました。
私は以前シャニマスのアイドルがスシローに行ったら何を食べるかというよくわからないnoteを書いたことがあるのですが、

その記事を投稿して以来、

このきゅうり巻きを揶揄した文章で仲間内の顰蹙という顰蹙を買い、

寿司の話題が出るたびに石槍で体を四方八方から突かれる状態になっていました。このスシローはその贖罪の意味もあります。

ちゃんと食べました。

許されなかった。

午後2時 府中のラウンドワンで時間を潰す

ボウリングは1時間以上待ちの様子だったのでオタクたちはビリヤード台へ。ほぼほぼ未経験ばかりでのナインボール。私も龍が如くのミニゲーム以外ではやったことなし、ルールだけしかわからない。

そんなでもやってみると面白いもんですね。何せみんなが同じスタートライン、的を外そうが空を穿とうが根元が別のボールに当たる凡ミスかまそうがお構いなし。バカ笑いしているうちに時間は過ぎていき……いよいよライブの時間へ。

午後4時過ぎ 武蔵野の森スポーツアリーナ到着

お、おおよそスポーツとは無関係そうな人間でごった返しとる……!?(失礼)
今回のライブ会場は住宅街を抜けたところのスポーツアリーナ。
歩道橋を登った瞬間現れるオタクの群れがあまりにも異様な光景でした。こんな状況でもジムに通う方はいらっしゃる。メンタルが強すぎる。STEPでLe育成でもしたのかな
到着したのが割と遅めだったので、すぐに入場。
Day1はソロ参戦なので、お隣の方ともはじめまして。
簡単にお話をさせてもらって仲良くなれました。
知った顔と同席するのもいいですけど、こういう一期一会の縁もいいですね。

なぜかライブ直前に姉からLINEが来る。
誕生日三日後祝い、なぜこのタイミング

ライブは大興奮なままに終了。こいつ、終了後仲間のオタクに『ビーチブレイバー!!!!!!!』つって飛びつきましたよ

午後10時

そしてライブ現地はここからも本番。
お待ちかねの打ち上げでございます

乾杯〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!

ライブ終わりの空きっ腹にビールが染みるったらないね!!!!!!!
か〜っ、うめぇっす〜〜〜〜〜!!!(芹沢あさひ)

たまんねえっすね〜〜〜〜〜〜〜!!!!(橙)


ライブの感想を話しながら酒を飲み、打ち上げガチャをせーので引く。これぞアイマスライブの打ち上げというもの。

……だったはず。

というのも、私は最初のビールいっぱいで完全に堕ちてしまい、ほとんどぼーっとしてました。
頭回んない、眠たすぎワロタ。
あんまり記憶にないんですが、仲間のオタク曰くその時の私は語彙力が死んでたらしい。

日付が変わるころ

そんなこんなで打ち上げも終わりホテルへ。今回は仲間内で合わせて同じホテルを予約したので、みんなで仲良く帰宅。帰っているうちに私もだんだん酔いが覚めてきました。

自由人 会社人 トップの横顔

打ち上げの時酔い潰れたのでよく考えたらあんまり食べてなかったんですよね、そりゃお腹も空くってもんですよ
それに夜はまだまだこれからだぜ!
ここからはホテルの部屋飲みで、感想語りと洒落込むのが遠征の醍醐味とちゃいまっか……?

雑魚。

DAY1は朝も早かったこともあってか結局私はほぼほぼ夜時間は行動できずにダウン。
一時ごろには即寝をしてしまいました。
仲間のオタクたちはポケカやってたらしい。楽しそう。

DAY2  

午前6時

ビール一杯で二日酔いする雑魚起床。
どうにかオタクを一人捕まえて一緒に朝食を食べる。

そして、その帰り道に事件は起きた。

設備破壊(物理)

特に何かしてた訳でなく、純粋に天井の非常灯に頭をぶつけて破壊してしまう。宿泊したホテルは建築から少し年数が経っており、昨今の建物より天井は低めだったんですね。そこに私の身長も加わり接触事故は起きてしまったという訳です。
実際照明のライト自体に破損はなく、ガワが外れてしまった状態なんですが、繋いでいた棒はポッキリと折れているので修復は不可。

弁償しました。〆て3707円也。南無三。

まあ旅の恥は書き捨てということで気持ちは切り替えていきましょう。残業2時間程度すればこのぐらいの額補えるからヘーキヘーキ!

午前8時30分 出発

言わずと知れたまみペチ

この日は少し観光のために調布に繰り出す予定。深大寺というお寺に繰り出してお蕎麦を食べるのだ。

雰囲気めっちゃいい〜〜〜〜〜!!!
落ち着いた空気の中、川のせせらぎや木々が風に揺られる音が聞こえて来る。都会の喧騒からは隔絶された空間で我々の日常の疲れもと

蕎麦ずっっっっっるずる!!!!!!!!!!!

草まんじゅうバックバク!!!!!!!!!!!!!


あと饅頭? よく知らねえけど蕎麦饅頭も食ったし多分全員抱いたぜ

一通りのブツを食べ終えた後は他のオタクと合流。

シャニオタクのメッカ、聖蹟桜ヶ丘へと侵攻する……

午前11時半 到着

といっても流石に時間が厳しいので聖地巡礼もそこまではやりませんでしたが。
シャニオタクの濃度がここまで高い街も他にないですね。ライブ前ということもありそこかしこでライブTを来た人を散見。Twitterで前から知ってましたが、聖地巡礼のマップ配布をしている方もいらっしゃいましたね……これが聖地か

『斜陽』で登場したフレッシュネスバーガーで昼ごはんを食べつつ

何かとコミュに登場する例の丘へ。一般のご家庭が普通にキャンプをされていた。聖地巡礼するときは他の方の迷惑にならないように、マナーよく回りましょうね。

丘まで行った後はホテルに一度帰ってライブの準備。
ちょっと汗もかいてしまったので匂いのケアやら服の着替えやらも済ませてしまいましょう。

午後3時過ぎ 会場到着

謎の別角度

Day1は割とドタバタしたので早めの入り。マルタイの屋台の出前も行けてなかったのでね。加えて今回は開始までいわゆる名刺交換にも参加、自作したはいいが渡す相手が身内しかおらずセツナから腐りかけていた名刺を押し付けることに成功。オタク同士の交流は面白いですね……私は口下手なのであまり語れませんが、担当アイドルの魅力を語ったり、ライブで何を楽しみにしているか話したり。シャニマスにおける『好き』をこれでもかとぶちまけ合う空間がここなんですね。

開演直前

UOを全部忘れたことが発覚。
会場行く前にホテルでジャラジャラ準備していたのにベッドの上に全て置いてきてしまった。
同行者のオタクにも『さっき見たよね』と呆れられてしまう始末。
即仲間に召集をかけてなんとか10本弱を確保。
持つべきものは友達ですね。

ライブは昨日を超える最高の盛り上がりの中終了。5thライブの告知情報もあったし、振り向けば放クラキャストの3名が関係者席に座ってたし、同行者と思い出を語りながら退場。トラブルこそあれ、そんなことも吹っ飛んでしまう最高のライブでした。

つーわけでライブが終わったんだったらその後は……

午後10時 打ち上げ開幕

DAY1で学習したので一杯目はソフドリにする私

ライブの感想語りながら酒飲むしかないっしょ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!
多分この日の打ち上げはどこもそうだったんだろうけどFashionableのウォウウォウに合わせて酒を仰ぐ仰ぐ。

「光のdestinationがさァ!!!!!!」
ウォウウォウウォウ…ウォウウォウウォウ…
「太陽キッスがさァ!!!!!!!!!!」
ウォウウォウウォウ…ウォウウォウウォウ…
「おいDAY1いつ僕の話すっぞ!!!!!!!!!!」
ウォウウォウウォウ…ウォウウォウウォウ…
「銀テ回収したけど欲しい人〜〜〜〜〜〜〜!?!?」
ウォウウォウウォウ…ウォウウォウウォウ…
「マルタイラーメンじゃんけんぽん!!!!!!!」
ウォウウォウウォウ…ウォウウォウウォウ…

この日は私もダウンすることなく最後まで起きてました、やったーーーーーーーーー!!!!!

午前1時

DAY1起きていられなかった反動からの覚醒。
シャワーを浴びてからオタクの部屋にオタクが集い、二次会へともつれ込みました。
水星の魔女を視聴するオタクに、ワインを開けるオタク、ヤニを決めるオタクとオタクたちは思い思いの時間を過ごし……夜も更けていく

(私はワインを飲んだせいで割と早い段階で離脱した)

DAY3

夏季休暇をまだ消化していなかったので月火でお休みをもらっている最強のオタク。この日に地元に戻り、一日分ゆっくり体を休める予定です。


午前6時過ぎ オタク起床

社会人になってからというもの休みの日だろうとなんだろうとこの時間に目が覚めますね。こんなのホラーでしょ、最悪。
割と早起きなオタクを捕まえて朝飯へゴー。(この時点で私は近くのローソンでコーヒーLサイズを飲み干している)

プロフェッショナル 仕事の流儀

朝飯はすき家で牛カレー温玉盛り。これ温玉いらないかもですね

午前10時

他のオタクたちも徐々に目を覚まし裏山から降りてきました
チェックアウトして荷物を預けてからもうちょっとだけ遊ぶんじゃよ

午前11時 再度ラウンドワンへ

投げの芹沢

観光しようにも荷物もあるし、遠出はできないのでまたしてもラウンドワンへ。魂がラウンドワンに囚われている。
今回はボウリングとビリヤードの二本立て構成。
オタクたちと鎬を削りあいます。
スコアは120前後。学生時代は200超えてたんだけどな……(加齢臭)

午後12時過ぎ 最後の昼食

オタクたちと食べる最後の昼食。流石にちょっと名残惜しいですね。我々は10人ほどで行動していたのですが二郎組とオムライス組に分かれて行動しました。飛行機の中で二郎の匂い漂わせるのもアレなのでね。

私たちの方が先に食べ終わったので二郎オタクの元へ行く形で合流を図る。

ラーメン屋を特定して現地に行ってやったのにヤニ決めてるカス

煽るカス

午後1時過ぎ 合流and解散

ヤニ吸った後ミスドに行っていたオタクを捕まえて合流。
とはいえホテルに戻ってから移動する時間を考慮すると結構いいお時間。この日も夜にはちょうど4.5周年生放送もあるしここでお開きとなりました。
私の飛行機は19時をすぎるのですが、空の旅は不慣れで時間がどれぐらいかかるかも怪しいのでこの時間の解散でよかったです。

何度思い返しても最高の旅でした。社会人になってからは誰かと予定を合わせて外出という機会もめっきり減り、寂しい思いをしていたものでした。奇妙な縁から付き合いも長くなってきた仲間達とこうして一緒に行動して、語り合えるのは恵まれているなと思います。これから先リスアニ!ライブや合同ライブにも参戦を予定しているので、また彼らに会えるのが楽しみです。

学生時代の友人には殺意を向けられた

遠征にはライブで楽曲とパフォーマンスを楽しむだけでない喜びがある、お金と体力が許す限りはこの刹那の愉悦を何度でも遊び尽くそうと思います。人生で何度も何度も無限に思い返せるような楽しい記憶を作りたいものですね。

ありがとうございました。


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